YouTubeが新機能「ハイプ」を順次提供開始 新人クリエイターの発見をサポート

YouTubeは、新人クリエイターの発見をサポートする新機能「ハイプ」を8月27日より日本で順次提供開始する。
本機能は、世界中の新しいクリエイターがYouTubeでブレイクしているなか、小規模なクリエイターにとって熱心なファンがいても新たな視聴者にリーチすることが難しいという声にYouTubeが応えて生まれたもの。
ユーザーは、従来の高評価に加えて、公開から7日間の動画をハイプできるようになる。週3回まで無料で利用でき、ハイプされた動画はポイントを獲得する。クリエイターのチャンネル登録者数に応じてボーナスポイントが自動的に付与されるそうだ。チャンネル登録者数が少ないほどボーナスポイントが大きくなるため、小規模なクリエイターのコンテンツがユーザーの目に触れる機会が増えるという。

ハイプポイントを獲得した動画は、チャンネル登録者数が500人から50万人のクリエイター向けの新しいハイプランキングに掲載される可能性が高まる。ハイプポイントをさらに獲得して順位を上げることでYouTubeのトップページのフィードで紹介されることも期待できる。そして、ハイプランキングでトップ100にランクインした動画は、探索セクション(トップページの左側に位置)に表示されるという。また、ハイプされた動画には、視聴者に人気であることを示すバッジが表示される場合もあるそうだ。
今後は、ゲームや料理など、特定のジャンル別のハイプランキングや、ハイプランキングにランクインしたクリエイターへの通知など、さらなる新機能の追加を予定している。
■ハイプ機能紹介
視聴者向け機能
・専用のハイプボタンが動画下部に設置され、簡単にクリエイターを応援できる。
・ハイプされていることがYouTube全体の動画に表示されるため、より注目を集めやすくなる。さらにトップページの一番上にあるカテゴリ タブからも動画を絞り込むこともできる。
・ハイプした動画がハイプランキングにて上位入りに近いことを知らせる通知を受け取ることができる。熱心なファンは、毎月ハイプスターバッジを獲得して他の人と共有可能。
クリエイター向け
・YouTube Studioモバイルアプリで、各動画が獲得したハイプ回数とポイントを正確に確認できる。
・動画分析に新しいハイプカードが追加され、週ごとのデータストーリーで概要を確認できる。






















