バッドボーイズ佐田、福岡で「族車-1グランプリ」開催 こだわりのカスタムに思わず「渋っ!」
暴走族の元総長として知られる、お笑いコンビ・バッドボーイズの佐田正樹が2025年8月6日、公式YouTubeチャンネル「SATAbuilder's」に公開した動画で族車No.1を決める「族車-1グランプリ」を開催した。
佐田は8月2日に公開した動画で、伝説の暴走族専門誌『チャンプロード』の取材で知り合った族車を製作する一般のバイクユーザーに「族車を元に戻さずに見せてほしい」と声を掛けたところ、同じような族車自慢が次々と集まったため、それらのバイクの出来栄えを競わせる「族車-1グランプリ」を実施するに至ったと説明した。
開催場所は福岡で、九州全土から様々な族車13台が集結。とはいえ、過度なカスタムは違法改造に当たる可能性がある。そこで、参加者には族車を車に積んで会場まで輸送させることを徹底させた。さらに、ロケットカウルをわざわざ会場到着後に装着させたほか、近所迷惑にならないよう会場を山奥に指定するなど、トラブルがないよう細心の注意を払って開催したという。
「【福岡死闘編】自慢の族車!!グランプリに輝いたのは!?」と題した動画では、「族車-1グランプリ」後半の模様を公開。様々なバイクが登場する中、佐田含めた審査員の目をひと際くぎ付けにしたのが、エントリーNo.8の「ホンダ・CBR400F」の改造車輛だった。一目見るなり佐田は「うわー!かっけぇ!」「テール渋っ!」と叫んだ。上向きのロケットカウルと剃り立つテールについて「バランスがいい」と評し、天高く伸びる真っ赤な稲妻型のマフラーにも見入っていた。また、黒いボディカラーを基調に黄色や赤などをバランスよく散りばめた配色についても「締まってますよね、やっぱり黒がベースやから」と感心していた。
また、エントリーNo.11の「CBR400F」も注目の的に。佐田は、2段付けされたロケットカウルの上段に星と火のマークが装飾されていることを指し「これ飯塚仕様よね」「筑豊の人間がようやったのよ、このパターンのロケットカウル」と指摘した。ちなみに「飯塚」とは、福岡県中部に位置し、筑豊三都の一つとして知られる飯塚市のことだ。佐田は、かつて存在した「力丸野外スケート場」にて元日に福岡中の暴走族が集まる集会があったと振り返り、「飯塚の人たちがよくこういうロケットカウルをやっていた。これはもうThe筑豊仕様」と懐かしんだ。加えて、ベニヤ板製のテールはかなり痛んでおり、佐田は「スゴイよ。年季が」「あえてのヤレ感。族ってやっぱ洗車せんから」と評価していた。
こうした様々な族車が登場した本動画に対し、コメント欄には「どれも個性的で、面白かったです」「個性のオンパレードですね」「車の族車版もやってほしいです!!」などの声が寄せられている。























