2025.08.12 06:50

水色×ピンクのカラーリングが可愛い！　『碧依さくら限定コラボキーボード』先行レビューをお届け

　Game & Co.が展開するデバイスブランド「AMICIS（アミシス）」から、VTuber・碧依さくら限定コラボモデルのキーボードが発売される。7月25日から受注生産の予約を開始しており、価格は30,800円（税込）だ。

　本キーボードは碧依さくらが、細かいこだわりを尽くした一品になっている。今回リアルサウンドでは、同キーボードを発売に先がけて提供いただいたので、先行レビューをお届けしたい。

　まず目を引くのは、何と言っても描き下ろしのイラストがあしらわれた化粧箱だ。碧依さくらのキャラクターデザインを務めたイラストレーター・みゃーなぎ氏による、今回のために描き下ろされた特別なイラストとなっている。

　彼女のイメージカラーである水色で統一された部屋で、テディベアを抱きながらくつろぐ碧依さくらが描かれている。箱自体の手触りも、さらさらとしてとても手触りが良く、保管のためだけに取っておくのはもったいないと感じるほど。部屋に飾るためのファンアイテムとしても、上質な出来映えだ。

さっそく開封

　化粧箱を開封して内容物を確認してみよう。キーボード本体のほか、キーキャップが2つとキースイッチが1つ、接続用のUSBケーブルが1本、キースイッチ交換に使うキーキャッププラー、簡単なショートカットキーの説明書きが入っている。

　さて、まずはキーボード本体の方を確認してみよう。キーボードは、テンキーレスの80％キーボードと呼ばれるタイプである。キーボードの素材は、高級感のあるアルミボディで、手に持つとズシリと重さを感じる。耐久性と併せて、デスク上でズレない安定感もあり、激しいゲームプレイにも耐えられそうだ。

　デザインはこちらも水色をベースとしたパステルカラーで、かわいらしいデザインとなっている。このカラーは、碧依さくら自身が「世界一好きな水色」と評するほどのカラーであり、今回のこだわりが強く伝わってくる。タイプキー部分は、濃い水色と白が交互に配置されており、ブロックチェックのようになっていてキュートさが演出されている。

　また、キーボードの右上から桜色の淡い色合いがグラデーションのように降りてきていて、まるで桜の花びらが舞う風景のようだ。水色ベースの色合いと重なることで、まさに「碧依さくら」の桜と雪が合わさったイメージがそのままキーボードに投影されたような、そんな見た目となっている。

　さらに今回のキーボードはコラボ仕様ということもあり、キーには特別なプリントが施されている。エスケープキーには「AOI SAKURA」の文字と、こちらも描き下ろしイラストで碧依さくらが持っているテディベアのイラストが描かれている。エスケープキーとエンターキーにも、テディベアが描かれておりとても愛らしい。

　同梱されていたキーキャップはスペースキーとエスケープキーで、キーキャッププラーを使って、取り替えることが可能だ。スペースキーには碧依さくらのロゴと化粧箱のものと同様のイラストが、エスケープキーにはイラストの中でデスクに飾られた猫のぬいぐるみが描かれている。好きなイラストにカスタマイズできるのも、魅力のひとつだ。

　また矢印キーの上には、SD調で描かれた碧依さくらのイラストがプリントされている。この部屋着衣装の碧依さくらも、箱のイラストを制作したみゃーなぎによるものである。

　そうそう、キーボードの裏にもぜひ注目してもらいたい。ガラスのプレートに覆われる形で、描き下ろしイラストの線画があしらわれている。普段なかなか見ることのないキーボードの裏面だが、このモデルに限ってはついつい見たくなってしまうこと間違いなしだ。

長時間の使用でも疲れにくい　ゲームはもちろん、タイピングにも

　一通り外観をチェックし終えたところで、いよいよタイピングを試してみた。キーボードの打鍵感は非常に軽く、タイプを続けていても指が疲れない。本キーボードは、分割型ガスケットマウントケースとFR4素材の内部プレートにより、耐久性とクリアな打鍵音を両立させている。また、キートップは手前側に向けて傾斜が付けられていて、これも手首が疲れにくくなる工夫の一つなのだろう。長時間でも快適に使用できそうだ。実際に本稿もこのキーボードを使って執筆したが、やや低めの押下圧のおかげで疲れづらく、軽やかに入力できた時のタイピング音がとても気持ちが良い。これなら、ずっとタイピングし続けていられそうだ。

　続いては“ゲーミング”キーボードとしての性能も見ていきたい。キーのアクチュエーションポイントが、0.1mm〜3.5mmの範囲で調整を行えるようになっており、ゲーマー御用達のラピッドトリガーに対応している。キースイッチには『Gateron White Max』スイッチを採用しており、入力遅延は0.08msだ。

　ラピットトリガー機能はドライバーから設定することができる。反応速度や繊細なキー操作が重要になるFPSゲームでは、非常に強力な機能だ。このドライバーからキーのカスタムや、キーボードの光り方の調整、マクロ設定等も行うこともできるようになっている。PCの使い方に合わせて調整を行い、自身に合ったカスタムで使ってみよう。