プロサッカー選手×フラダンサーが濃厚キス 一夜を共にした2人はどうなる?『シャッフルアイランド Season6』4話

『シャッフルアイランド Season6』4話

『シャッフルアイランド』はキス前提の“恋リア” かつよし×フィーナが築いた塀の行方

 問題はここから。お互いを恋愛的に意識するとはいえ、やはりまだ初対面。ダブルベッドに隣同士で眠ることには、やや抵抗……というより、モラルや社会的な“アレコレ”が勝ってしまう。かつよしは当初、横にあったソファで夜を明かそうとするものの、フィーナがそれを申し訳なく思い、自身の隣に誘うのは人として当然。結果、柔らかな枕を4つほど縦に並べ、心ばかりの塀を築き上げる。

 ただ、あくまで心ばかり。フィーナは「新しい人見るじゃん。どうなるんだろうね?」。かつよしは「離れ離れはイヤ」「別々の島になったら、俺が会いに行く」「(フィーナは)根っから優しいいい子だって伝わる」と、お互いの気持ちを高め合うと……そこから彼女をそっと抱き寄せて、あれ……なんか、めちゃめちゃ普通にキスをしだした!

 当初、ふたりの様子を収めるカメラの角度で様子を伺えなかったが、ベッドでごそごそしだしたかと思えば、“軽く”なんてものじゃないキスをしている。フィーナの方からも顔を近づけて、何度もだ。……やむを得ず、致し方なし。そんな言葉で隣同士に眠るはずだったのが、一体どうして? 答えは、これが『シャッフルアイランド』だから。かつよし、お前が築いたはずの塀が、ふたりの間に挟み込まれて、その体重で形をなくしているよ。それ以降も、お腹のあたりにあるはずの枕が映り込むことは一切なかったよ。

 思えば、かつて『Season5』にて、“Island PURPLE”と冠された謎の島に集められ、ふたりと同じような状況になったアレック(パーソナルトレーナー)。あの積極的だった彼ですら、気になる相手がいようとも、初対面からさすがにキスはしなかったよ。このキスは、フィーナが引き寄せたものか。あるいは、かつよしの方からか。いずれにせよ、“黒い貝殻”は幸運の貝殻。見かけは怪しかっただけで、蓋を開けてみれば待っていたのは“ご褒美タイム”だった。あまりの急展開に、我々視聴者の心の波を押さえつけるための崩されない塀がほしい。

しんたろう、らるむの猛アプローチに後ずさり あゆと×あん×セカイの三角関係にも注目

 翌朝、かつよしはBLUE島、フィーナはPINK島と、それぞれ元の島に帰還。ただ、この後の動きには両者での違いが見られた。あまりの衝撃展開に頭から抜けていたが、かつよしはこの後、前日のシャッフルタイムで移動が決まったsae(シンガーソングライター)と顔合わせをする。

 実は、以前の“メッセージシャッフル”にて、saeに手紙を贈っていたのが彼。なんとも絶妙なタイミングだが、彼女からの誘いでこの日を丸々一緒に過ごすこととなった。しかしながら、いくら相手からの誘いといえど、たとえばオリジナルグラスを作る場面で、saeの肩を持ってサポートなどしているが、これは早くも浮気じゃないか? かつよし、今回の旅を誰よりも楽しみすぎだろ。フィーナの“漢気”を見習ってほしいし、本当に彼女からの鉄槌が下ってもらいたい。

 一方、先ほど少し触れた通り、とにかく一途なフィーナ。PINK島に戻ると、順にしん(インフルエンサー)&しんたろう(プロボディビルダー)と2ショット。どちらの男子からもやはり、黒い貝殻を引いた後のエピソードを尋ねられるわけだが、その流れでしんに「(しんが)人として素敵な人だから、振り回したくない」、しんたろうには「かつくんのことをすごく考えてる」「最後までそうありたい」と想いを告白。決して期待感を持たせず、それでいて可能な限り相手を傷つけない言葉で区切りをつけた点で、本当にハッキリとした人柄なのだと思えた。何度でもいうが、かつよしはフィーナの“漢気”を見習ってくれ。

 ここで、この日のシャッフルタイムに突入。今回はBLUE島で女子、PINK島で男子限定シャッフルとして、貝殻くじで当たりを引き当てたメンバーが、気になる異性をひとり呼べることに。くじの結果、BLUE島ではまいか(ダンサー)がしんたろう、PINK島ではあゆと(大学生)があん(『nuts』専属モデル)を召集することが決定。あゆとは結果的に、現状で最も親しいあんを、自身のライバルであるセカイ(パーソナルトレーナー)と近づける形となり、一方のBLUE島ではまだ見ぬ恋の可能性が新たに生まれる形となった。

 そして、翌朝の移動が決まったしんたろう。彼にはシャッフルの少し前より、らるむ(メイクサロン経営)から猛アプローチが。夕方には、フィーナへの失恋を「いいんじゃん? じゃあ忘れて。私でいいんじゃん?」「決断して。早く」とらるむが詰めより、思わずしんたろうが後ずさり(やはり経営者は強いのか?)。

 さらにシャッフル決定後の夜には、スタジオ命名の“ラストらるむ”が最後のダメ押しで、「私に戻ってきてほしい」「目、瞑って」と、ほっぺたに優しくキス&ハグ。今回、フィーナ姫の大暴れによりインパクトこそ持って行かれたものの、3日目でしかもまだ打ち解けていないなかでのキスはなかなかのやり手である。やはり今年の『シャッフルアイランド』も、恋の強者しか揃っていないようだ。

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