「犯罪者の集団なんでしょ?」偏見も乗り越えて 元受刑者シンママが語る壮絶な過去と現在『秘密のママ園』11話

『秘密のママ園』11話

 今回、『のぞき見! 隣のママ』で密着をしたのは、元受刑者シンママの伸恵さん。伸恵さんは、栃木最強レディースの初代総長で、地元では知らない人がいないほどの札付きのワル。20代のほとんどを刑務所で過ごし、長女・千鶴さんの出産も、手錠と腰縄をつけたまま獄中で迎えたという壮絶な過去を持つ。

 伸恵さんが悪の道に走ったきっかけは、両親の離婚と父親の再婚。父親が再婚して新しくできた母親は、伸恵さんに対して「娘だと思っていない」などと冷たい態度を取ってきたらしい。邪険にされ続けた伸恵さんは、次第に「なんでこんな人と結婚したんだろう」と父親へのヘイトも抱えるように。しかし、「お父さんが選んだ人なんだし」と寄り添う決意をした伸恵さんは、母の日にカーネーションを買い、「いつもありがとう」とメッセージを添えて渡した。それなのに、「こんなもんいらねぇよ! あんたの母親じゃないんだから!」と投げ返されてしまったことで、ぷつんと心の糸が切れてしまったようだ。それからは、「悪いことを極めてやる」と間違った方向に突き進んでしまったらしい。

 そんな伸恵さんの気持ちを変えたのは、千鶴さんの誕生。獄中出産という過酷な状況だったが、千鶴さんの姿を見た瞬間に「この子のために変わろう」と決意。暴走族の総長だった元夫とともに、会社を創業した。伸恵さんが営んでいる建設業は、年商2億円と順風満帆。なんと、社員の9割は刑務所・少年院の出所者だという。自宅が無料の社員食堂になっているため、伸恵さんと千鶴さんは社員たちとまるで“家族”のように過ごしているらしい。

 しかし、14歳の千鶴さんは、仲良しの友達ができても、「ママに遊ばないでって言われる」「ちーちゃん家ってヤクザの家なの?」「犯罪者の集団なんでしょ?」などと偏見を持たれてしまうことが多いようだ。伸恵さんは、心のなかで「わたしの娘に生まれたばかりにごめんね」と思っているというが、千鶴さんは「別に気にしてないけど」とあっさり。「お母さんに点数をつけるなら、何点?」と聞かれた時も、「お母さんとしてなら50点だけど、人としては100点かな」と母へのリスペクトを語っていた。それを聞いた伸恵さんは、「こんなママで良かったと思ってもらえるようなお母ちゃんでいたい。今度はいい方向でトップに行く」と決意を新たにしていた。

 続いて、新企画『夫婦のトーク履歴、見てもイイですか?』では、MCの滝沢眞規子と峯岸みなみ、そしてゲストの橋本マナミが夫とのメッセージのやり取りを大公開。まず、滝沢夫婦のメッセージは、滝沢が作るお弁当に対する感想が多め。滝沢の夫は、「ありがとう」という感謝はもちろんのこと、「鶏が柔らかいね」「今日の唐揚げ美味しいね」「コーンご飯も最高です」など1品を取り上げて、味や食感に注目。これには、滝沢も「えらい。マメだな」と思っているようで、橋本も「本当に素晴らしい旦那さん!」と絶賛していた。

 また、峯岸は新婚当初のラブラブなやり取りを披露。峯岸が、「てっちゃんが一番かっこよくて優しくてすごいからだいだいだーいすきだよ」と送ると、夫のてつや(東海オンエア)も「俺もみぃちゃんが世界一だいすき!!!」と返信。「ずっとラブラブでいよう」と誓ったものの、長女が生まれたあとは余裕がなくなり、“カップル感”が薄れてきてしまったようだ。夫と結婚する際に「完全割り勘生活にしたい」と申し出たという橋本は、出産費用や育児にかかるお金、教育費などをすべて折半。旅行に行った時も完全割り勘のため、「○○円振り込んでおいてください」などの請求メッセージが多いらしい。橋本は、夫婦喧嘩のたびにメッセージを消してしまうようで、「わたしも残しておけば良かった〜」と後悔していた。

 そのほか、『建前爆破! まったり井戸端会議』では、今回も「誰でもマネできる! ママのための東大合格裏講座」が開講。バイリンガル育成スクールの学長・ソレイユひゆみが教える「英語を身につける方法」や、“ミスターリアルドラゴン桜”こと西岡壱誠さんによる「東大合格のための抜け道」など、タメになる情報が満載だったので、ぜひ配信をチェックしてみてほしい。

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