元『タイプロ』あゆと、爆美女年上ギャルにアピールは届くのか？『シャッフルアイランド Season6』2話

フィーナ、島を離れなかった理由はいかに？　

　PINK島のレースでは、sae（シンガーソングライター）が1位、フィーナが2位を獲得。saeは同じ島のしんたろう（プロボディビルダー）を気になっているので残留は妥当。ただ、フィーナはBLUE島のまだ見ぬかつよし（プロサッカー選手）に想いを寄せているため、移動した方が好都合なはずなのに……。もしや、しんに密かに恋心を？　と思っていたとしたら、考えが甘い。

　フィーナの読みでは、彼はサッカー選手のため、もう片方の島での同様のレースで上位を獲得するはず。かつ男子メンバーであれば、現状で女子陣が過半数を占めるPINK島への移動を希望するはず。そう踏んで、あえて島に残る選択をしたのだ。大切なことなので繰り返すが、決してしんのためではない。しんが彼女の残留を大いに喜び、あくまで自身のためと勘違いしたことも、言うまでもないだろう。

　そんな罪な女子＝フィーナ（というか、勝手に罪な女子に仕立て上げられているだけだが）に気を引かれながらも、しんはこの日の夜、ももとの2ショットで“答え合わせ”を。お互いに、前日の“お持ち帰りシャッフル”で、自身ではなくセカイを指名したこと。せっかくPINK島に来て再会できたはずなのに、自身ではなくフィーナと真っ先に2ショットしたこと。“神の視点”から番組を楽しむ視聴者はすでに理解しているところだが、相互に意図と誤解があったことを、このタイミングでようやく打ち明けていく。

　しかしながら、しんにとってフィーナは純粋に好きな女子のようで、彼女について言及された際、番組が始まって以来、あれほど饒舌だったしんが初めて口ごもる場面も。前述のセカイとの件から、ももの方が自身に気がない素振りを見せていた弁解してみせるが、どうしても理由が弱い。

　翌日以降、しん×ももはふたりで足並みを揃え、お互いの関係性をリカバリーしていく流れに終わったものの、前述したフィーナの計算を知らない、しん。彼はきっとまた、フィーナの方にいくのだろう。とはいえ次の朝を迎えれば、彼女もまた想い人である“かつよし”とまだまだ出逢えないことに、気落ちするのは目に見えているのだが。

『シャッフルアイランド Season6』

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