G-SHOCKらしからぬ可愛さ。アナログとスマートが絶妙な『GD-B500S-8JF』レビュー

G-SHOCK『GD-B500S-8JF』レビュー

 以前は腕時計をつけていたが、いまとなっては時計すらつけていない生活を送る筆者。そんな自分にとって、スマートウォッチはなかなか手を伸ばしづらい。約3〜6万円するApple Watchを購入しても機能を使いこなせる気がしないし、正直スマートフォンがあれば事足りると思っている自分もいる。

 そんな、スマートウォッチという存在を横目で見ながら生活する筆者にとって、まさにちょうどよかったと感じたのが、今回紹介する本商品G-SHOCKの『GD-B500S-8JF』だ。どういった部分に“ちょうどよさ”を感じたのか。機能性や着け心地をレビューしていく。

G-SHOCKらしからぬ軽いデザイン

『GD-B500S-8JF』

 G-SHOCKといえば「ゴツい」「強そう」「男の人がつけている」というイメージがあったのだが、2025年5月30日に発売された『GD-B500S-8JF(税込2万900円)』は想像以上にコンパクトなサイズで、手元で主張しすぎないバランスを感じた。

G-SHOCKなのにゴツくない? アナログさとスマートさが絶妙な『GD-B500S-8JF』レビュー

 デザインとしては、白ベースに赤っぽいオレンジが差し色で入っており、何よりラグパーツがスケルトン素材なのが目を惹く。平成を生きてきた筆者にとって、スケルトン素材は見ているだけでテンションが上がる。ちなみに同シリーズは、ほかのカラーでもラグパーツにスケルトン素材が使用されているものが多い。

 ゴツい時計は服を選ぶが、今回の『GD-B500S-8JF』は男女を問わない、シンプルめなデザインなので、どんな服を着ても馴染んでくれる。仕事の日からプライベートまで、基本的にずっと付けっぱなしで過ごすことができた。

 また、当初懸念していたG-SHOCKの「男の人がつけている」というイメージも、この時計をひと目見たときから、その印象を強く感じることはなかった。同シリーズのほかのカラーは、ビビッドなオレンジや蛍光グリーンなど派手目な色が多いなか、『S-8JF』は男女問わず馴染むカラーのように感じる。

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