「この行為って必要なのかな?」レスカップルが明かす本音とは…『ウェディングウォーズ』4話

『ウェディングウォーズ』4話

「自分の選択を肯定しちゃダメなの?」 “涙の編み物事件”が勃発!

 第4話では、スタッグパーティ(=同性の友人たちと独身最後の夜をお祝いするパーティ)が行われ、パートナーがいない同性だけの空間で、それぞれの本音があぶり出されることになった。

 女性陣のパーティのなかでスポットが当たったのが、無職のひろむと交際中のみずほについて。みずほが、「理想は紳士的な言わなくても分かってくれる人。ひろむくんは全然違うだけど」と言うと、国際恋愛コーチのサユリが「理想は全然違うんだけど? ん? じゃあ、何してるの? ってなっちゃった」と厳しいアドバイスを送ったのだ。

 みずほが「ひろむくんが、今たどり着いた理想なのかも」と言っても、「それって、あれにも聞こえちゃう。選んだわたしは、間違ってたくないから選び続けてるって」と返すものだから、みずほは号泣。ただ、サユリもみずほに幸せになってもらいたいと思っているからこそ言ったことだと思うので、胸が痛い。

 たしかに、みずほはひろむに対して愚痴を言うことが多い。でも、好きだという感情はむずかしくて。どれだけ理想とかけ離れていても、「嫌だなぁ」と思うことがあっても、好きという気持ちがあるだけで許せてしまったりするのだ。きっと、みずほは心の底からひろむに惚れ込んでいるのだと思う。

 その一方、男性陣のパーティでは、ひろむに離婚歴があり、子持ちであることが明かされていた。もちろん、みずほはその事実を知っており、合宿前のインタビューで「もし、ひろむの子どもが一緒に暮らしたいと言ってきたらどうする?」と聞かれた時、「ひろむの子どもが望んでいるんだったら、子どもいる生活もありですね。それは、嬉しい話ですよ。会いたいって言ってきてくれるのは。だって、ひろむの息子じゃないですか。彼の仲間って感じだから」と笑顔で語っていた。

 ひろむに、「ハッピーでいられる方法を教わっている」と言っていたみずほ。「わたしがひろむくんのことを文句言うのはいいけど、人に言われるのは嫌だし。わたしが、そう思わせるのも嫌だなって思うし……」と言うということは、よっぽど愛が深いのだろう。最初は、ちょっぴり心配になっていたカップルだったが、みずほのあの笑顔を見た時に、「この2人はどんなことがあっても大丈夫」だと確信した。

 『ウェディングウォーズ』は、カップルたちがそれぞれの価値観とぶつかりながら、答えを探していく過程を見届けるのが楽しい。それぞれは選ぶ“幸せの形”とは。そして、最後に1000万円をゲットするのは、一体どのカップルなのだろう。次週も見逃せない展開になりそうだ。

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