『Weekly Virtual News』(2025年5月13日号)
ホロライブ、国内タレント全員が100万人登録を達成 メタバースとの交錯も続くVTuber業界

宝鐘マリン、400万登録達成 国内ホロライブは全員が100万超えに
ゴールデンウィークがはさまったこともあり、ニュースが散発的になっている印象だ。筆者もいろいろあって確認しきれていなかったので、今週のWeekly Virtual Newsではある程度広めの期間で各所の動きをチェックしてみようと思う。
宝鐘マリンチャンネル400万人登録達成だ~~~!!!!!🎉🎉🎉
キミたち一味の応援はもちろんのこと、今日はじめて登録してくれた新規のみなさんにも感謝しかない😭🙏
キミたちの反応・声をモチベーションにまだまだホロライブで頑張ります!!💘🏴☠️#宝鐘マリン400万人耐久 pic.twitter.com/Dtet4RSyzP
— 宝鐘マリン🏴☠️@1stソロライブ開催!!12/7・12/8 Kアリーナ横浜 (@houshoumarine) May 5, 2025
まず、がうる・ぐらが去ったあとのホロライブにて、新たにチャンネル登録者数400万人の大台に届いた人物が現れた。3期生・宝鐘マリンだ。日本国内発のVTuberとしては初の快挙で、現時点で世界一のチャンネル登録者数を有するVTuberとなった。
配信切ったあと涙でてきちゃった🥲✨
改めてチャンネル登録100万人ありがとう!これからもみんなといっぱいよろしくしたいので
いつでも会いに来てね!!!!!!!!!!https://t.co/8w8xbNiNTj #アキロゼ100万人耐久 pic.twitter.com/AG8f5BPcM0— アキ・ローゼンタール🍎新曲『異薔薇』きいてね!Aki Rosenthal ホロライブ1期生 (@akirosenthal) May 11, 2025
さらに、1期生のアキ・ローゼンタールも、5月11日にチャンネル登録者数100万人を達成。これによって、国内のホロライブ所属タレントは全員がチャンネル登録者数100万人以上となった(派生グループの「hololive DEV_IS」は除く)。名実ともに、国内トップクラスのVTuber事務所となったと言えるだろう。
また新たな試みとして、ホロライブ関連情報を発信する新チャンネル「holoAN(ホロアナ)」がスタートした。ホロライブプロダクションの社員として2022年に入社した春先のどかがアナウンサーとなり、毎週金曜日の昼のニュース番組方式の配信で情報発信を行うチャンネルとなる。日々多くの情報が飛び交うホロライブだけに、こうしたサマリー発信の需要は大きそうだ。
【Graduation Announcement】
We regret to inform you that the NIJISANJI EN Liver Ike Eveland will be graduating today, 30th April, 2025 (JST).
We hope for your understanding and thank you for your continued support of NIJISANJI and NIJISANJI EN. pic.twitter.com/cj7XGeIuCt
— NIJISANJI EN Official (@NIJISANJI_World) April 30, 2025
去就の動向としては、NIJISANJI ENのIke Evelandが4月30日付けで活動を終了した。同日発表かつ、チャンネル等も即日閉鎖という異例のケースとなった。また、ななしいんくからは狼森メイが活動終了を発表し、5月11日付けで活動終了となった。
KizunaAIが「白鳥の湖」を舞う
🦢🎉 #KizunaAI 出演情報 🎉🩰
VR能攻殻機動隊を手掛けた株式会社EVISIONによる、イマーシブディスプレイを利用したバレエ作品「Immersive film 『SWAN LAKE〜starring KizunaAI』」にKizunaAIの出演が決定いたしました✨‼️… pic.twitter.com/TATk0l9pWP
— Kizuna AI Inc. (@KizunaAIinc) May 7, 2025
ユニークな展開として、今年復活を遂げたKizunaAIが、バレエに挑戦する話題がある。5月13日、フランスにて開催予定のカンヌ国際映画祭に、「Immersive film 『SWAN LAKE〜starring KizunaAI』」が出展。KizunaAIは一人のバレエダンサーとして、「白鳥の湖」を舞うとのことだ。
コンテンツそのものは、空中映像装置とハプティクスデバイス(触覚提示装置)を採用したイマーシブディスプレイ採用の特設劇場、および一般劇場、『Apple Vision Pro』や「Meta Quest」シリーズなどのデバイス対応版といった多方面展開を予定している。日本での公開は冬を予定。少し先にはなるが、興味深い企画だ。