アートが飛び立つ場所へ? 成田空港初の「アートコンペ」が作品募集スタート

成田国際空港株式会社が主催する初のアートコンペティション「NARITA ART RUNWAY」が作品募集を開始した。対象は35歳以下の日本国内で活動するアーティストおよびグループで、毎年異なるテーマで作品を募る。初年度の2025年のテーマは「キャリーケース」。空港という特性を活かし、平面・立体を問わず自由な表現が求められる。
賞金最大100万円。来場者の投票で決まる「オーディエンス賞」も用意
審査は専門審査員によって行われ、大賞には賞金100万円とトロフィー、さらに成田空港内での作品展示権が与えられる。佳作は複数組が選出され、賞金30万円と同様に展示機会が提供されるほか、空港来場者の投票によって選ばれる「オーディエンス賞」も設けられており、こちらにはトロフィーが授与される。ファイナリストに選ばれた作品のコンセプトボードは空港内に掲示され、来場者の審査対象となる。
応募期間は2025年5月1日から6月15日まで。6月末にファイナリストが発表され、7月上旬に受賞者が決定。作品制作期間を経て、展示は9月から11月にかけて行われる予定だ。
アートで繋がる、人と世界
コンペティション名に冠された「RUNWAY(滑走路)」は、飛行機が飛び立つために必要な加速を支える重要な設備であると同時に、本企画の象徴でもある。NARITA ART RUNWAYは、若きアーティストたちの才能に「飛び立つ力」を与える場として、空港という国際的な交差点から新たなつながりを創出していく。応募の詳細やスケジュールは公式サイトにて案内中だ。
◼︎アワード概要
・応募期間:2025年5月1日(木)~6月15日(日)23:59
・展示期間:2025年9月~11月(予定)・受賞内容:
・大賞(1組):賞金100万円、空港展示、トロフィー
・佳作(複数組):賞金30万円、空港展示、トロフィー
・オーディエンス賞(1組):トロフィーのみ(来場者の投票により決定)























