『フェスバ+』Steam版プレイレポート キーボード&マウス操作に対応、大画面で快適・ド迫力の“お祭り騒ぎ”に飛び込もう

コロプラは、MIXIと共に取り組んでいるスマートフォン向け大乱戦パーティロイヤルゲーム『フェスバ+』のSteam版を3月14日に配信開始した。
本作は、『白猫プロジェクト NEW WORLD'S』(以下、白猫)や『モンスターストライク』(以下、モンスト)をはじめとする作品のキャラクターたちが一堂に会するスマホ向けチームアクションゲーム。1戦あたり約5分の手軽さと簡単操作で、白熱のバトルを楽しめることが魅力となっている。
2024年8月30日に『フェスティバトル』としてサービスを開始し、わずか2か月でユーザーの累計バトル数は1000万回を突破。2025年1月末のハーフアニバーサリーにあわせてタイトルを『フェスバ+』と改め、3月末には累計バトル数3000万回を超えるなどさらなる盛り上がりを見せている本作について、本稿ではこれまでの歩みをいま一度振り返るとともに、Steam版のプレイフィールについてお届けしよう。
“誰でもヒーローになれるゲーム”を体現する、豊富なコンテンツと多数のアップデート
本作のオリジナル世界「エリジウム」を舞台に、『白猫』&『モンスト』の人気キャラクターたちによる夢の共演がくり広げられる『フェスバ+』。プレイヤーは「キャプテン」となり、「ヒーロー」(プレイアブルキャラクターの総称)を率いて壮大な“バトルエンタテイメント”に身を投じることとなる。
バトルではワンタップ(ワンボタン)で通常攻撃や固有スキルを直感的に繰り出すことが可能。バトル中にランダムで獲得できる追加スキル「ドロースキル」の存在も、戦略に幅と深みを与えてくれる。
最大6vs6のチームバトルということもあり、個性豊かな「ヒーロー」たちのド派手な攻撃やスキルが飛び交う光景はまさにお祭り騒ぎ。多種多様な対戦ルール、ステージギミック、そして味方チームとの連携や敵チームとの駆け引きにより、毎回のバトルに新鮮味を感じられる点もうれしい。
スマホでのプレイ配信&視聴機能「フェスCh」を搭載していることも特徴のひとつ。スマホのマイク音声を取り込むことで別途機材を用意せずとも実況配信が行えたり、視聴者コメントの読み上げ機能を利用できたりと、配信初心者でも手軽に配信者の仲間入りができる。
また本機能による配信の視聴者には、配信者のバトル結果に応じて「ヒーロー」の経験値がもらえる、バトル中に視聴者が介入できる突発イベントに参加できる、といったお楽しみ要素もあり、ユーザーが積極的に利用したくなる仕組みが整えられている。
こうしたゲームとしての魅力を強力に下支えするのが、ユーザーファーストの姿勢を貫く運営チームによる継続的なアップデートだ。チーム対戦ゲームとして、マッチングのロジックや「ヒーロー」性能の調整はとくに注力されており、チームバランスの不均衡やタイプの偏りの是正、使用率が低い「ヒーロー」の上方修正などが頻繁に実施されてきた。
第9回【運営レター】が届きました。
マッチング調整やルールの対応予定、先日のアップデートの結果について報告があります。
より詳しい内容はゲーム内お知らせをご確認ください。キャプテン、マッチングについてご迷惑をおかけしており申し訳ございません。
私も頑張ります。#フェスバプラス pic.twitter.com/BarK8kpTOB— フェスバ+公式 (@festibattle) March 26, 2025
リリースから半年が経過したタイミングでの『フェスバ+』へのタイトル変更は、本作が多数のアップデートにより「気軽に、手軽に楽しめるゲーム」「誰でもヒーローになれるゲーム」へと進化したことを示すとともに、今後も豊富なコンテンツやコラボ展開によって、“お祭りゲーム”としての魅力的な体験を提供していくことへの決意が込められているのだ。
ハロー、キャプテン。
特別な【運営レター】が届きました。
タイトル変更に秘めた思いなども書かれているようです。ぜひ読んでみてください。#フェスバプラス pic.twitter.com/neDUxvpC4G— フェスバ+公式 (@festibattle) January 30, 2025
個人戦の新ルール「ラストヒーロー」もリリース! 快適かつ没入感たっぷりのSteam版
そんな『フェスバ+』がリリースしたSteam版は、快適性・没入感ともに圧倒的だ。反面、“手軽さ”という長所は失われるように思えるが、Steam/スマホ間のクロスプラットフォーム対戦に対応しているうえに、双方でアカウント連携を済ませればプラットフォーム間でプレイ状況が同期されるので、カジュアルに楽しみたいときはスマホ、腰を据えて没頭したいときはPCと、使い分けできる。

PCでプレイするとまず驚くのが、グラフィックの美麗さだ。もともとスマホ向け3Dアクションゲームとして高品質なビジュアルを誇っていた本作だが、大画面で表示しても粗さが目につくようなことはなかった。Steam版向けに、キャラクターモデルをより自由に観賞できる専用モードを追加してほしいと思ったほどだ。

大画面でプレイできるゆえにバトル中は遠景までよく目が届くので、戦略上のアドバンテージこそ感じられなかったものの、やはり没入感の高さではSteam版に軍配が上がる。手のひらサイズの画面でプレイしていたときの感覚があるからこそ、Steam版では『フェスバ+』の世界の中に飛び込んで戦っているような感覚を味わえた。

ぜひともSteam版でプレイしたいと思う多くのユーザーにとって魅力となっているのは、やはりキーボード&マウス操作に対応している点だろう。キーボード&マウス操作では、移動がWASDキー、視点操作がマウス移動、通常攻撃が左クリックにデフォルトで割り当てられている。本作にはスキルの攻撃方向を任意に指定するスキルショット要素があるが、こちらの照準もマウス操作で可能だ。
固有スキルの使用は、“マウスホイールまたはQ・Eでスロット選択+右クリックで使用”のスタイルと、“1・2・3キー押下で割り当てられたスキルを直接使用”の両方が有効となっていた。キーアサインは任意に変更可能なので、速射性を求めたい場合はQ・E・Fキーなど押しやすいと感じるキーに割り当て直すのもアリだろう。

Steam版の操作設定を試したい人や、Steam版のリリースを機にプレイし始めた人にはうってつけの新ルール「ラストヒーロー」も用意されている。こちらは従来のルールとは異なり最大6プレイヤーでの個人戦形式となっているので、参戦ハードルは限りなく低い。

また本ルールでは各プレイヤーが所持している「アルティメットスフィア」を3個集めると、強化状態の「アルティメットヒーロー」になれるという独自要素もあり、従来とはひと味違ったやり込み甲斐もある。首尾よくスフィアを入手できた際には、まさに一騎当千の爽快感を味わえることだろう。

スマホ版ではホーム画面がスマホの縦画面、バトル中がスマホの横画面のレイアウトを採用している関係上、バトル開始の際に本体を縦から横に持ち替える必要があったが、当然ながらPC版では持ち替えの手間がないのも地味にありがたいところ。
なお、ホーム画面はスマホ版と同様のレイアウトなので左右両端が余ってしまうが、両端には「フェスリンク」と各種お知らせページを表示可能。「ヒーロー」のカスタマイズ中など、ふとした瞬間に最新情報をチェックできて非常に便利だ。

スマホ版と同様に外部コントローラー操作も可能なので、キーボード+マウスやゲームパッドでの操作に親しみのある人や、大画面でじっくり腰を据えて楽しみたい場合は、Steam版をダウンロードしてみてはいかがだろうか。
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