これはSNSが楽しくなるスマホだ! 『Galaxy A25 5G』に新搭載のマクロカメラに大興奮した話

『Galaxy A25 5G』のマクロカメラに大興奮

 Samsungから発売された『Galaxy A25 5G』は、エントリー向けスマホとしてこれ以上ない満足感を与えてくれる。

 Samsungといえば、最先端のAI機能や折りたたみスマホ、スマートリングなど、いまや最も「技術にワクワクする」メーカーのひとつ。最近の新製品ラッシュを受けて筆者はGalaxyに乗り換えを検討していたのだが、結論としてGalaxyの最初に選ぶ1台として『Galaxy A25 5G』は大アリだった。

 そしてペットにモルモットを飼っている筆者にとって嬉しいカメラの進化も。たっぷり撮影してみて感じた魅力をお届けする。

「我が家にGalaxyがやってきた!」

 まず、新しいスマホを使い始めるときに1番大事なのは「ワクワクすること」。ガジェット好きの筆者にとって、それがたとえエントリーモデルだとしても決して譲れない。

モルモット撮影で活用したい

 いざ『Galaxy A25 5G』と対面すると、まず6.7インチの大きさに圧倒される。

 そして背面はフラットで光沢感のあるボディで、一瞬フラッグシップ機かと見間違うほどのデザインに。“エントリー向けスマホ感ある見た目”という先入観が見事に砕かれた瞬間だった。

背面の美しさに驚愕

 人生初のGalaxyなため、電源をつけると初期設定に加えてSamsungアカウントの作成が求められたが、それもスムーズに終わりホーム画面へ。

ホーム画面は洗練されたUIに

 ホーム画面のUIも洗練されている印象を受けたが、なんと「One UI 7」というGalaxy最新のデザインが旧モデルに先駆けていち早く適用されているとのこと(※)。まさに「我が家にGalaxyがやってきた!」と唸ってしまう体験だった。

日常使いには申し分ないスペック

 もうひとつ、筆者はエントリーモデルに対して動作については気になっていた。これについては「Pro」や「Ultra」が名前に付くようなフラッグシップ製品と比べるのは酷だが、想像以上にしっかりと動作してくれた。

 スペックとしてはSoCがMediaTek Dimensity 6100+、メモリは4GBという構成で、2025年に使い始めるスマホとしては必要十分な性能。SNSやYouTube、写真/動画撮影、基本的な編集作業なども快適に行うことができた。

薄さも犠牲にしていない

 バッテリーが約5,000mAhと大容量なのも嬉しいポイント。1日外に持ち出して存分に使っても全然余裕だ。

ペットのモルモットでカメラ性能をテスト

 そして楽しみなカメラ性能をテスト。

 筆者はXとInstagramでペットアカウントを運用している。いいねやリポストされる率は写真のクオリティで大きく変わるため、使用するスマホは写真が綺麗に撮れることが最も重要なのだ。

 『Galaxy A25 5G』は5000万画素のメインカメラを前モデルから引き継ぎつつ、A20シリーズで初めて2眼カメラとなりマクロカメラを搭載。これにより、被写体から3〜5cmという超近距離での撮影が可能になった。

二眼カメラが見た目的にも高級感を出している

 モルモットのような小動物は近くで見てこそわかる魅力があるため、これは嬉しい進化。まずはメインカメラを使った撮影からスタート。

毛の一本一本まで細かく描写されている
部屋を暗くした場合でもしっかりと  

 毛の一本一本までハッキリ見えるいい描写力。画質の良し悪しは画素数だけで決まるものではないが、しっかりと画像処理をしてくれていることが分かる写真となった。背景もしっかりとボケている。明るい室内程度であればそのままで問題なし。背面のデザインが洗練されているので、カメラを構えている姿も様になる。

カメラを構えて映える背面デザイン

 そして期待のマクロ撮影! 撮影モードを「マクロ撮影モード」にすると、想像以上に近くまで寄ることができた。

マクロ撮影はなんとこんなに近くてもOK

 実はモルモットのかわいいところは鼻と口。そこであごの下からクローズアップ撮影を試してみる。

これがモルモット界隈用語の「ハナクチ!」写真!

 かわいすぎる……! なぜこんなにも鼻の下が長いのか。小さな口のキュートさもしっかりと捉えてくれる。標準レンズでは距離が近すぎてピントが合わないため、なかなかここまでインパクトのある画で撮ることはできなかったがこれは良い。いつもの画角に飽きていたところだったので満足の結果となった。

「SNSが快適である」という“小さな感動”

 さきほど撮った写真をSNSにアップしてみました。反響もたくさんあった。(※ハナクチとは「鼻口」のことで、モルモット界隈用語である)

 画面が大きいので、いつもより楽に投稿を編集することができた。普段使っているスマホは『Galaxy A25 5G』より一回り小さいサイズなので、ハッシュタグをつけたり文言の修正を重ねるときにやや不便なところがあり、画面が大きいメリットを1番感じた部分だった。

 そしてSNSで思い出したのは、自分の親が旧世代の小さなスマホを使っていて、いつも目を凝らしてSNSを見ていたこと。この辺りは使用する人によって感動の大きさが変わるかもしれない。

万人にオススメできる優秀なエントリー機

 実は普段は10万円以上するスマホを使っている筆者。だが『Galaxy A25 5G』でいつもの使い方をしても支障は全くなかった。こちらの販売価格はなんと3万円を切る。これなら余ったお金で『Galaxy Ring』(指輪型のデバイス)なども手に入れたくなってきたし、『Galaxy Fit3』(スマートバンド)も気になるところ。懐にも優しく、選択肢が広がるのもエントリー機の良いところだ。

 『Galaxy A25 5G』から、この春にGalaxyにデビューしておくのは良いセレクトかもしれない。

マイクロカメラ搭載の2年半ぶりニューモデル 『Galaxy A25 5G』は汎用性が高いエントリーモデル

2025年1月末にフラッグシップモデルとなる『Galaxy S25』シリーズを発表したサムスン。今度はエントリー向けとなるスマー…

関連記事

リアルサウンド厳選記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「コラム」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる