マイクロカメラ搭載の2年半ぶりニューモデル　『Galaxy A25 5G』は汎用性が高いエントリーモデル

　2025年1月末にフラッグシップモデルとなる『Galaxy S25』シリーズを発表したサムスン。今度はエントリー向けとなるスマートフォン『Galaxy A25 5G』を発表した。

　発売日は2025年2月27日。Samsungオンラインショップのほか、ドコモ、au、UQ Mobile、J:COM、SoftBank、Y!mobileなどのキャリアにて取り扱いが始まる。価格は各キャリアを参考にしてほしい。

エントリーながら、便利なマクロカメラも搭載

　『Galaxy A25 5G』は、2022年に登場した『Galaxy A23 5G』から約2年半ぶりの後継モデルとなる。当時の『Galaxy A23 5G』のドコモの一括購入価格は3万3440円で、価格としてもエントリー向けなのがうかがえる。

　しかし、いざ『Galaxy A25 5G』を触ってみると、エントリーとは思えないしっかりした作り込みを感じた。画面サイズは約6.7インチとかなり大きく、インカメラのノッチもコンパクトだ。

　SoCにはMediaTek Dimensity 6100+を採用。メモリは4GB、ストレージ容量は 64GB、バッテリー容量は約5,000mAh。重量は約210ｇとなっている。

　『Galaxy A25 5G』の特徴ともいえるのが、2つのリアカメラ。メインカメラには約5000万画素の広角カメラを、もうひとつは約200万画素のマクロカメラを搭載している。マクロカメラは対象に近寄った撮影が可能で、フードフォトやペットの顔のアップなどが楽しめるだろう。

　前モデルの『Galaxy A23 5G』と並べてみると、背面のリッチさの違いが実感できる。エントリー向けではあるが、海外で使うためのサブスマホとして選んでも良さそうだ。

　側面はフラットな部分とラウンドした部分が混ざっており、デザインへのこだわりを感じる。フラットとラウンドの境目に指が引っかかりやすく、ホールド感も良好。

　IP68の高い防水防塵構造や、光学式指紋認証＆顔認証、そしておサイフケータイにも対応している。カラバリはライトブルー、ブルー、ブラックの3色。

子どもから高齢者まで、より幅広く使えるモデルとして進化

　エントリークラスながら大きなディスプレイや2眼カメラなどを備えており、サブスマホとしての有用度も高い『Galaxy A25 5G』。スマホに慣れていない人にとっても、充分楽しめる仕様といえるだろう。

　それに、豊富なバッテリーやおサイフケータイなどの便利な機能も備えており、コスパの良いスマホとしてメインに据える手も悪くない。「とりあえずのAndroidが欲しい」という人にとっても、過不足なく使えるバランスの良いモデルとなりそうだ。