えびじゃ・森山弘康「本当に自信がなかった」 ”強者”揃いの恋愛番組で覚悟したこととは

“人と人との関係”が大前提なので、ウソを付くのはよくないじゃないですか
ーー女子メンバーとの恋の駆け引きはいかがでしたか?
森山:その点については、序盤から本当に自信がなかったです。自分の性格的にも、たくさんの人から“モテVOTE”で票数を稼ぐのが向いていないなと思っちゃいました。それこそ女の子と会話をするとき、普段からいわゆる“友達営業”みたいな感覚になっちゃうんですよね。口説きにいくことなんてほとんどなくて。なので、投票のときはそんな親しみやすさを評価してほしいと考えていたし、評価されないなら初日の段階で落とされることも覚悟していました。
ーー今回のバトルでは、ご自身のモテと周囲からの好感度のバランスを上手く保つのが難しかったかと思います。なにか意識していたことはありますか?
森山:人として、とにかく筋を通すこと。色々なところで「好きだよ」って言わないとか。おそらくはその場を上手く乗り切れたとしても、ほかの子にあとからバレたときに悪い印象につながるだろうし、“人と人との関係”が大前提なので、ウソを付くのはよくないじゃないですか。
ーー間違いないです。とはいえ「好きだよ」を使えない場合、どんな言葉を代替とするのでしょうか。
森山:相手を口説くのではなく、むしろすすんでその子のことを知ろうとしていました。あくまで主観ですが、人が人のことを好きになるときって、相手に自分のことをたくさん話したときだと思うんです。
ーー言われてみればそうですね。
森山:だからこそ、僕はあくまで話を聞いて受け止めるのに徹して、相手に会話の途中で「なんでこんなに自分のことを喋っているんだろう?」「あ、この人が信頼できて、好きだからなのか」って気づいてもらおうと。ある種、ひとつの恋愛テクニックなのかもしれませんね。
ーー常に複数の票を狙う打算的な方法もあるなかで、森山さんの考え方はとにかく真摯ですよね。
森山:もちろん、もっと効率的にモテにいく方法もあったとは思いますし、僕のやり方が正しいとも限らなくて。ただ、自分にも相手にも罪悪感を感じたくなかったのが大きかったです(笑)。あと単純に、その場の全員と仲よくなりたかったから。
ーーそうした存在は共同生活において貴重で、かつ誰もが心の拠り所にすると思います。ちなみにこの番組に関わらず、ご自身の性格やキャラクターが“ハマりやすい”と思う異性の傾向を特別に教えてもらえますか?
森山:聞き上手だと褒められることが多いので、明るい性格で、おしゃべりな子に好きになってもらえるんじゃないかな。というより、自分のことを話してくれないと、会話も盛り上がらないわけですし。
ーー逆に、相手が森山さんと同じ聞き上手だったとしたら?
森山:僕がたくさん喋る側に回ります。なんだかんだ、僕もおしゃべりなので(笑)。それこそ、彼女や“いい感じの子”を前にしたり、お酒を飲んでいたりしたら、基本的にずっと喋っちゃう。
ーーそれでは、森山さん自身がハマりやすい/ハマりにくい異性のタイプについてもお願いします。
森山:僕が惹かれやすいのは、太陽みたいな子。パートナーに求めるものとして、元気や癒しの部分が大きいのと、やはりネガティブを言葉で吐き出す子と一緒に居ると、その気持ちに釣られてしまうので。
ーーパートナーのお話つながりで、同じグループのフジさんが1月に結婚発表をしました。メンバーのライフステージが変化していくのを見て、森山さん自身影響を受けていると実感することはありますか?
森山:とくにないかな〜。視聴者の方からしたら驚きの報告だったとは思いますが、僕自身は以前からお相手のことを知っていたので。あと、独身だからこそ今回の番組参加などの機会もいただけたり、グループでの動画の企画として幅を広げられたりと、身軽なことにも意味があるとは思います。とはいえ自分以外がもれなく既婚者だということは、すごく痛感しますね。「コイツ、いつ結婚するつもりだ?」みたいな視線を多方面からひしひしと感じる(笑)。
ーー実家の母親から放たれるプレッシャーに近いものを感じます(笑)。それでは最後に、番組内での今後の注目ポイントを少しだけ教えてください。
森山:僕が見せるギャップにぜひ注目してください! 恥ずかしながら、共同生活中は“飲み”のリーダーポジションを任され、ほぼ毎日のように酔っ払っておりまして。とくに初日はトルコのテキーラを飲みすぎて、インタビュー撮影のときの記憶が残っておらず。そんな姿と、真面目なシーンとのギャップをお楽しみいただけると思います。まぁ、テキーラが用意されていたということは……必然的にそんな姿を求められていたんでしょうけどね(笑)。






















