モテ姉御と半年ぶりの再会…緊張の接近戦 『今日好き 卒業編2025 in シンガポール』2話

『今日好き 卒業編2025 in シンガポール』2話

いっさ、その&あやなと2ショット お笑い×気遣い×筋肉を兼ね備えた“最強男子”が君臨

 そんなイベントとはまた別に、今週のオンエアを特に盛り上げてくれたのが、いっさ(松本一彩)。彼の2話での貢献度はものすごかった。

 まずは、そのと2ショット。彼女とは今回の旅が始まる前から『みんなと、あの街歩いてみました。』でともに活動し、“部長”とあだ名で呼ばれるほど親しい仲。いっさとしては『今日好き』の数日間で育める以上の想いを胸に秘めていたようであり、お互いに名前で呼び合おうと決める際も、そのからの「いっさ部長は?」という照れ隠しに応じようとしない。彼女の不思議な雰囲気も含めて「ちょっと“友だち”とは違う感覚があって」と真剣だ。

 続けて、いっさが前回の1話にて一発ギャグを披露していた流れから、そのの願いで再演が。とはいえ、肩甲骨でロッククライミングすれば、そのが「ワラッテイルヨ」とカタコトに。さらなるリベンジでシンガポールの“芯がポール”を披露すると、今度は“どういうこと?”と、笑いのツボがいまいち噛み合わず。いっさがただ、致命傷を負わされ続ける。

 ただ、ここで注目したいのは、そのの方。かつての旅では人見知り真っ盛りな彼女だったが、いっさとの呼び名を決めた際は「今日中に呼ぶわ、絶対。約束する!」と強く宣言をしたり、いっさの一発ギャグをよい意味で雑に扱ったり。とかくのびのびとしているのだ。

 いっさのモテる部分とは、ここである。スタジオの“恋愛見届け人”を務める井上裕介(NON STYLE)が、別場面にて彼の存在を「生まれ持ったサービス精神」と評した通り。さらにこの後、“花くじ”で当たりを引いた男女2名ずつだけが参加できる特別なクルーズデートでは、また別の力を発揮してくれた。

 お互いに第一印象で気になった者同士のあやな(大澤綾菜)との2ショットでは、景色が見えやすい席にさらっとエスコートしたり、シンガポールのシービューを背景に、彼女の思い出ムービーを勧んで撮影したり。悪い意味でなく、本当に紳士的に気を遣って、かつ自然に楽しませてくれる。先ほどのそのとの2ショットのはまた別の“盛り上げ力”。言い換えれば“彼氏力”と呼べるものだろう。加えて、いっさ自身が意識をしているのかは定かではないものの、相手と一緒にいて“楽しいですよ”と感じさせる雰囲気を纏っている。視聴者目線ながら、あやなとの2ショットも、ふたりのプラスとプラスの波長が作用しあうようだった。

 まだ終わらない。最後に触れたいのは、男子としての純粋な“力強さ”。2日目朝の特別なデートの権利を懸け、男子同士で腕相撲対決をした際のこと。これまでYシャツの上からでも、いわゆる“マッスルシルエット”が浮き出ていた、いっさ。ほか男子の追随許さず、圧勝で優勝を果たしてしまった。朝デートの相手に指名したのは、その。またしても、ほかライバルに一歩リードである。

 勝手な想像だが、やはり筋肉量=自分らしく堂々と振る舞える自信の大きさに比例するのか。『今日好き』でカップル成立したければ、鍛えるのみ。そう考えると数年後の『今日好き』は、スポーツ男子たちが集う恋の修練場となっている可能性も……?

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