『ライバー』の一日は過酷? 知られざる裏側を現役ライバーが解説

兼業ライバーの一日
【通常の日】
配信頻度は週2~6日、配信時間は平均2~4時間だ。
専業ライバーとの大きな違いは“人間らしい生活リズムを送れること”ではないだろうか。また、配信時間も限られているため、量より質が重視される。
兼業ライバーもまた配信時間の固定は大事なため、仕事が終わってからも配信開始時刻に合わせて行動をする。また、一回の配信の質を上げるために、企画や特典、分析も兼業だからと言ってサボっていいものではない。一日の間の時間の使い方は大事になってくるが、日々のルーティーンのなかに配信があることで、筆者はより労働の楽しさを感じることができた。
また、筆者が配信で一人称を”わし”と言うことが流行っていた際に、職場でうっかり”わし”とライバーの自分の癖がでてしまったという経験がある。兼業ライバーだからこそ、配信と仕事のバランスや時間の使い方、そして自分自身のスイッチの切り替えも大事だ。
配信のネタ集めも、一日の間に関わる人や目に映るものが多いため尽きることがない。副業としてライバーに興味がある方は、まず兼業ライバーから挑戦することがおすすめだ。
【イベントの日】
兼業ライバーでも、イベント期間中は本気だ。基本的に毎日配信、配信時間は平均4~7時間ほどを確保している。
経験談にはなるが、仕事とライバーとしてのイベントの両立は、趣味の時間や睡眠時間などを削らなくてはいけない反面、毎日ヒリヒリするような楽しさを味わうことができる。とはいえ、専業ライバーのイベント時と比べると配信時間は短くなってしまうため、配信の質が求められる事は変わらない。筆者の場合は本業の空き時間やご飯を食べながら、配信内容や企画などを考えて配信に挑んでいた。
無理をしすぎて、イベントを走り切れない事は本末転倒なので、食事などの健康管理も怠れない。
また、仕事が休みの日は専業ライバーのイベントの時のように配信時間を増やしたくなってしまうため、気づいたら休日が終わってしまっているという経験がある。
























