日本一バズった元上智大生が掲げた“壮大な夢”は叶うのか? 4人の熱弁が光る『HASHTAG HOUSE』最終話

『HASHTAG HOUSE』優勝メンバーは? KOMOREBIの番組テーマ歌唱時に“異変”も
4人のアピールタイムを終えて、5分間の投票タイムがスタート。決勝進出メンバーのほか、かとゆりを応援すべく駆けつけたYouTuberグループ・えびじゃや、ゆうぴーまんの所属するPKAの面々、マブダチであるとうあ、えなぴ(むくえな)など、彼らが会場で見せた最後の熱狂は『HASHTAG HOUSE』と過ごしたこの数カ月間のワクワク感を象徴するに相応しいものだった。きっと多くの視聴者が、リアリティーショーにありがちな“恋愛”でなく、発信者たちの現実を見せてくれた“リアル”に心を動かされたのでは? だからこそと言ってよいのか、最終結果もまたリアル以外の何物でもなかった。
優勝したのは、ジョージ。やはり、自身のチャンネルで公開している自己啓発動画にて、カメラから目線を逸らさず10分間、20分間と話す“地力”を備えているからか。前述のプレゼンの成果もあり、見事に優勝を勝ち取っていった。まさに有言実行。この瞬間、彼にとって悲願だった「男磨きハウス2」の制作が決まった。最後には、優勝したからには最高のコンテンツ作りをする責任、そして今回の番組で裏側を支えたカメラマン、編集スタッフなどの想いも背負う覚悟があり、番組制作に向けて「今日から動いていく」と頼もしい言葉を残してくれたジョージ。
とはいえ優勝者の発表後、5人組ヒップホップユニット・KOMOREBIが登場し、番組テーマソング「#NANIMONO」を歌唱した際……距離感が微妙な先輩に初めてクラブに連れて来られ、リズムにのらないと気まずい雰囲気になるかのように、申し訳程度に首を揺らすジョージの姿が、自身のYouTubeチャンネルにて過去に公開した、女性とのデート動画に見え隠れする彼の“陰キャ”ぶりを彷彿とさせてくれたあたり、最後まで色々な意味で期待を裏切らないと思わせてくれた。
『HASHTAG HOUSE』に次シーズンはあるのか。その機会がもしあるならば、メンバーにとって最大の壁となるのは、ほかならぬ初代王者=ジョージの背中。彼を容易く越えられなきゃ、インフルエンサーとして活躍するのなんて、厳しいって。
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