38万円の軽バンで日本一周 カップルYouTuberの“ミニマルな暮らし”に視聴者「癒されてます」

 キャンピングカー仕様に改造した38万円の軽自動車で日本一周の旅をするカップルYouTubeチャンネル「軽バン生活」が青森県を訪れた際に“車中飯”をする様子を公開した。

 「軽バン生活」は、「あかね」と「はやと」による登録者41.1万人のカップルYouTuber。2020年12月の活動開始以来、キャンピングカー仕様にカスタムした38万円の軽自動車で車中泊旅をしながら日本一周を目指している。

 2024年11月23日に公開した「【残り3県】一瞬の秋を楽しむ車中泊生活。青森旅。」と題した動画では、車で青森県に突入。県境を跨いだ瞬間、「青森県、入りました~!」と喜び合い、はやとが「本州ラスト」と言えば、あかねは「ようやく来たね~」と感慨深そうにしていた。

 早朝に、全長300mに及ぶ日本最長の木造三連太鼓橋「鶴の舞橋」の見物を終えて車を走らせていたところ、風光明媚な風景の中に佇む小さな八百屋を発見。丸々と大きく育ったキャベツに、極太の大根&ニンジンを購入し、値段はたったの450円だった。

 その後、69連続でヘアピンカーブが続く有料自動車道「津軽岩木スカイライン」でドライブを楽しみ、観光文化施設「立佞武多の館」でうちわ作り体験を満喫する2人。幾重にも連なる朱色の鳥居が美しい「高山稲荷神社」でお参りをする頃には空が夕暮れ色に染まり、近隣のスーパー銭湯で汗を流し終えた時には、満月が夜空を照らしていた。

 車を停車し、この日は車中飯の準備を開始。青森の秋の夜は肌寒い。あかねは「寒っ」「風すごい!」と言いながら隙間風が入らないようドアを塞ぐ。寒さ対策を万全にしたところで、フラットシートの一部を取り外し、床下に格納した小型の車載冷蔵庫から買い置きしていた食材を取り出して、先ほど八百屋で購入した野菜とともに並べた。

 メニューは豆腐ハンバーグのプレート。 それに加えて、明日以降に食べる鍋料理の下準備も行うという。作業量が多いため、電気炊飯器で米を炊きつつ、二手に分かれてまな板の上に乗せた鍋用の野菜類をザクザクと切っていく。

 野菜を切り終えたところで、ビニール袋に豆腐とひき肉、みじん切りにした玉ねぎ、調味料を投入。よくこねてハンバーグのタネを作り、IHクッキングヒーターで熱したフライパンの上で焼き始めた。豆腐の分量が多く「せーの!」とはやとがひっくり返したところで形が崩れてしまったのはご愛敬。あかねは「味は一緒や(笑)」「美味しそう」と、パートナーのミスをフォローした。そしてお皿の上に大根おろしとシソの葉を添えたハンバーグ+炊きあがったご飯を乗せれば完成。はやとが「うまい」と言えば、あかねも「味は最高」と舌鼓を打っていた。

 今回の動画に対して、視聴者からは「雰囲気がめっちゃ好きで癒されてます」「いつも見ているけど、自然体で飽きない動画だね」といった声が寄せられた。

 こうして本州最後の地での観光&車中飯を楽しんだ「軽バン生活」。日本一周達成まであとわずか。2人の旅がどんな結末を迎えるのか引き続き、注目していきたい。

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