38万円の軽バンで日本一周 カップルYouTuberの“ミニマル車中泊”に羨望の声「充実しすぎ」
キャンピングカー仕様に改造した38万円の軽自動車で日本一周の旅をするカップルYouTubeチャンネル「軽バン生活」が秋田県を訪れた際、現地調達した食材で“車中飯”をする様子を公開した。
「軽バン生活」は、「あかね」と「はやと」による登録者39万人超のカップルYouTuber。2020年12月の活動開始以来、キャンピングカー仕様にカスタムした38万円の軽自動車で車中泊旅をしながら日本一周を目指している。
今夏、酷暑を避けるように東北旅を続けていた2人の軽バンは2024年8月18日に公開した動画で、秋田県へ突入。男鹿市の郷土芸能「なまはげ太鼓」を楽しんだ後、いつものように車中で夕飯の支度をすることとなった。この日のメインディッシュに使用する食材は、昼食に立ち寄った稲庭うどんのお店でお土産にもらった乾麺。これはうどんを作る際に出た切れ端を小袋にまとめたもののようで、店員さんからは「マカロニ代わりにサラダに浸かっても美味しいですよ」とアドバイスを受けていた。
その助言を受けて、稲庭うどんのサラダを作ることに。袋入りの稲庭うどんの切れ端とともに、床下に組み込まれた小型の車載冷蔵庫の中から買い置きしていた食材を、調理スペース兼テーブルとして使用する万能板の上に並べれば準備は万端だ。あかねは、たっぷりと油を敷いたフライパンに乾麺を入れ、IHクッキングヒーターの上で炒めていく。やがて乾麺はこんがりときつね色に色付き、はやとは「あのお昼のうどんとは思えへん」と感心していた。そこからカットしたトマトやレタスとともにお皿に盛りつければ、「稲庭パリパリうどんサラダ」の完成だ。
一方のはやとは、肉野菜炒めを手際よく作り上げる。この2品に加え、電気式メスティンのような機器で炊いたご飯を置けば、万能板の上はほぼ満員状態だ。「いただきまーす!」と手を合わせて食べ始めるあかねとはやと。稲庭パリパリうどんサラダにポン酢とマヨネーズをかけて口にすると、はやとは「このパリパリ、ほんまにクセになる」といい、あかねも「噛めば噛むほどじゃない? 稲庭うどん美味しい」と共感していた。そして完食後、流れ星が流れる満天の星空の下、だだっ広い野原に停めた車中にて眠りについていた。
今回の動画に対して、視聴者からは「二人とも充実しすぎやろ...俺まで充実した気分になるやないかい...笑」「健康にだけは気を付けて日本一週を成し遂げて下さい」といった声が寄せられた。
地元の食材を上手に活用し、狭い車中と限られた調理器具で美味しそうな料理を作りながら充実した旅を続ける2人。次はどこへ訪れて、どんな“車中飯”に舌鼓を打つのか。引き続き、注目していきたい。