いま“遊ぶべき”おもちゃ『#バズゅCam』 リアルすぎるSNSの世界を安全に体験?
気分はYouTuber! 憧れのあの世界に入っちゃおう
『#バズゅCam』最大の特徴とも言えるのが、60種類ものメニューが用意されているテンプレート撮影だ。「Vlog」「大食いチャレンジ」「〇〇行ってみた」「ASMR」などなど、一度は目にしたことがあるテンプレートが軒並み揃っている。
なかには「謝罪動画」「報告動画」や「THE BUZZ TAKE」といったテンプレートもあり、「そこまで再現できるの?」と感じるほど、YouTubeに対しての解像度が高い。
テンプレート撮影は、撮影を開始すると「サムネイル撮影」からスタートする。試しに今回は「THE BUZZ TAKE」のテンプレートで撮影をしてみよう。
グリーンバッグを用意してから、サムネイル撮影へ。「THE BUZZ TAKE」のテンプレートは、まず歌手名と曲名の設定から入る。サムネイルのデザインはどこか見覚えがあり、憧れの世界に自分も入り込めたような気持ちになる。
そしてアングルの調整に。どこに立つのか、どんなポーズをするのかはアーティストの個性が出るところだ。自分も歌手になりきった気持ちでポーズを決めよう。
サムネイルが決まったら、撮影開始。マイクスタンドは用意しなくても画面のなかに現れるので、安心して欲しい。こんな細かいところまで本家に寄せて撮影ができるとは思っておらず、正直かなり驚いた。
動画が完成すると、動画冒頭にはタイトルの文字が散らばるというアイキャッチも自動的に差し込まれる。自動的にサムネイル→アイキャッチ→本編映像という構成で作成してくれるので、より1本の“動画感”が出るのもワクワクするポイントだ。
こういった高クオリティのテンプレートが、『#バズゅCam』には全60種類用意されている。ひと通りテンプレート撮影で遊んで動画のしくみを理解したら、自分だけのオリジナル企画で撮影してみるのも面白いかもしれない。
“バズる”を安全に体験しよう
そして『#バズゅCam』では、たくさん写真や動画を撮影すると“バズ”を体験することができる。ただ、インターネットにはつながっているわけではないので安心して欲しい。あくまで『#バズゅCam』の本体のなかで、“バズ”を体験できるということなのだ。
自分が撮影した写真や動画がアルバムに保存されると、「さいこー!」「GOOD!」といったコメントが生放送時のチャットのように流れてきたり、フォロワーやいいね数が増えたりする。ネットにつながっていないだけで、反応はかなりリアルだ。「バズるってどういうこと?」という言語化しづらい感覚を、こういった機能で安全に体験することができる。
『#バズゅCam』は動画のほかにクイズやゲームもあるのだが、そこでもリアルなネットの世界を、楽しく知ることができる。
たとえば「ライブはいしん」というゲームは、「ひだりみてー」「まんなかみて」といった流れてくるコメントをヒントに、ガイドの位置に合わせて顔を映すというゲームになっている。リアルタイムに流れてくるコメントに合わせてその場で対応する、という配信者側の目線をゲームで体験することができるのだ。
クイズでは、ネットリテラシーに関する問題が出題される。『#バズゅCam』では、発信側の楽しさを体験できるだけではなく、ネットの危険性や個人情報の大切さを学ぶこともできるのだ。
いまの時代、YouTuberやTikTokerなどの動画クリエイターが将来の夢だという子どもは多い。だが、本当はどんな世界なのかは、自分で実際に動画を投稿してみないとわからない。もちろんバズったり人気になることで得られる楽しさや魅力もあるが、一度世のなかに発信した動画は二度と消すことができないことも事実だ。
いわば『#バズゅCam』は動画クリエイターのプチ職業体験のようなものだろう。普段見ている動画を、撮影する側の視点から見ることができる。楽しみながら大切なことも学べるトイカメラ『#バズゅCam』。いまの時代だからこそ、遊ぶ意味のあるおもちゃなのではないだろうか。
レトロな写真が気軽に撮れる 手のひらサイズのトイカメラ『retroCUBE』が登場
トイカメラなどの販売をおこなう販売代理店・Glotureから、レトロな写真が撮れる超ミニカメラ『retroCUBE』が発売された…