こっちのけんと、猫ミーム、BeRealなど……『Z世代SNSトレンドグランプリ2024』発表

『Z世代SNSトレンドグランプリ2024』発表

スポット部門

1位:ファンタジースプリングス(東京ディズニーシー)

 今年6月にオープンした東京ディズニーシーの新テーマポート。『アナと雪の女王』『塔の上のラプンツェル』『ピーター・パン』の3作品の世界観をテーマとしたアトラクションやホテルで構成されている。オープンの前後では多くのファンがSNS上に画像や動画を投稿して話題を集めた。

2位:ニンテンドーミュージアム

 今年10月に京都府宇治市でオープンしてSNSで話題沸騰中のミュージアム施設。任天堂がこれまで作ってきたさまざまな娯楽を今の技術でつくり変えた8種類の体験展示に加え、任天堂のルーツである花札で遊べるワークショップも展開。SNSでは一般公開前にインフルエンサーや有名人が実際に訪れたレポ動画が公開され、注目を集めた。

3位:イマーシブ・フォート東京

 今年3月にオープンした完全屋内型テーマパークで、国内屈指の面積(約3万平米)を誇り、一日中完全没入できる10種類以上のアトラクションを備えている。 まるで物語の登場人物の一人になったかのようにのめり込む没入体験は、最先端エンターテインメントとしてSNSで多くの関心を集めた。

4位:麻布台ヒルズ

 約8.1haもの広大な敷地面積をもち、“日本一高いビル”として話題に。日本初となる波打つような優美な曲線を多用したフォルムのヘザウィック建築が採用され、とにかくオシャレな外観はZ世代を中心に期待の新スポットとして注目された。

5位:歌舞伎町タワー

 新宿・歌舞伎町に誕生したホテル、映画館、劇場、ライブホールなどからなる超高層複合施設。「好きを極める」をコンセプトに、歌舞伎町に相応しいネオンが映えるド派手な飲食エリアがSNS上で脚光を浴びた。

グルメ部門

1位:アサイーボウル

 アサイーという名前の果物と豆乳で作ったスムージーに、グラノーラやフルーツなどをトッピングするブラジル生まれのスイーツ。ブラジル発祥のアサイーボウルは海外セレブの間で流行り、ハワイのカフェやレストランで提供されるようになったことをきっかけに、世界的に注目され、日本でも注目を集めている。

2位:氷タンフル

 氷タンフルとは、氷水を使ってフルーツの表面を氷でコーティングすることで簡単に作れるスイーツ。パリパリとした氷の食感と冷たくて甘いフルーツが味わえる新感覚のスイーツとして、実際に調理をする動画がSNSで話題になった。コンビニで簡単に話題のスイーツの材料が手に入ることも魅力のひとつだ。

3位:グリークヨーグルト

 別名ギリシャヨーグルトと言われており、今韓国で話題のヨーグルト。一般的なヨーグルトと違いホエイとよばれる水分を減らして濃厚でクリーミーな味わいが特徴。タンパク質やカルシウム、乳酸菌が豊富で腹持ちの良いところが人気だ。

4位:シャインマスカットボンボン

 ファミリーマートが関東エリアで数量限定で販売したお菓子。発売から1週間でほとんどの店舗で売切れ、その後入手困難が続き、幻のお菓子と呼ばれるほどの大ヒット商品となった。きっかけはSNSで咀嚼音や食感を楽しむ様子を紹介するASMR動画が次々と投稿・拡散され、人気に火が付いた。

5位:JJ

 JJ(ジェージェー)とは、ジャスミン焼酎のジャスミン茶割のお酒。「ジャスミン焼酎」と「ジャスミン茶割」それぞれの頭文字をとってJJ(ジェージェー)と呼ばれている。今年4月にサントリーから「茉莉花〈ジャスミン茶割・JJ〉缶」が発売され、キャッチーなネーミングがSNSでも注目を集めてヒットした。

■調査概要
表題:Z世代SNSトレンドグランプリ2024
調査対象:19歳~23歳の男女
調査方法:インターネット調査
調査期間:2024年10月24日~2024年10月28日
調査人数:500名
調査エリア:全国

『Z世代SNSトレンドグランプリ2023』発表 「BeReal」「みそきん」などが1位を獲得

テテマーチ株式会社のZ世代マーケ研究室「lookey(ルーキー)」は、19歳〜23歳のZ世代400名を対象に、2023年のSNS…

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「ニュース」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる