AIが合宿中の候補生にエール「いつも元気じゃないよ」「泣いて次に進む」『Dark Idol』13・14話

『Dark Idol』13・14話

 前回からスタートした合宿編には、アイドルフェスへの出演とその反響を元に行われるバトルの結果、コマを進めた10名と、視聴者投票で選ばれた敗者復活組5名、合計15名が参加。しかし、そこでのレッスンは想像以上に過酷なものだった。

 COOL TEAMは、メイントレーナー・リュ・ソラ氏からの厳しい指導を受けていた。今回は、メインダンサーとして抜擢された前垣さらが、大鷹りかとチェンジする自体に。これに対して大鷹は「メインダンサーになれたー!」と大声で喜び。一方で、前垣は「まっすぐ受け止めました」と冷静に受け入れ。「努力型なので、何十倍も数をこなさないとできないタイプなので」「覚えが悪いのもメインダンサーとしては致命傷というか……」と悔しさを滲ませながらも、受け入れて自分の置かれている状況で精一杯魅せることを誓った。

 また、これまで多くの挫折を経験した歌手のAIがメンタルトレーナーとして登場。まずC UTEチームのもとに訪れると、前日歌唱パートが0になってしまった岡田えりかが涙ながらに、「自信をなくしてしまって……」「笑顔が取り柄だったのに、笑うことも辛くなってしまった」と相談。これに対してAIは「そんないつも元気じゃないよ」「泣くしかない、いっぱい泣いて、次やっていく。そうすると忘れられるから」とアドバイス。これを聞き、岡田は「明るい元気なAIさんでも、泣いて発散しているんだというのが衝撃だった」と感銘。

 この言葉を聞き、岡田はパート別のボーカル練習の際、パートを取り戻すべく積極的にアピール。結果として、短いパートではあるが1つパートを取り戻すことに成功した。ここでパートを与えた理由を、ボーカル講師イ・ヒョンジュは「こんなに努力できる子なら、けっかはどうあれやらせてあげたくなった」とコメント。岡田のアツい思いが報われた瞬間だった。

 そんな紆余曲折を経て、迎えた中間審査。まずCUTEチームが披露すると、トレーナーたちは少々苦い表情。CUTEチームのトレーナーを務めたイ・ガヒは「覚えてないのに、なぜ寝る?」「努力が足りていない」と厳しいコメントを送った。

 ピリついた空気感のなか、睡眠時間ほぼ0のメンバーもいるCOOLチームの審査の番に。彼女らのパフォーマンスに、これまで厳しく指導したリュ・ソラは「思っていたよりも、期待以上でした」と初めてポジティブなコメント。これには、メンバーも努力が報われた喜びで涙を浮かべる。

 そして2つのチームの評価の結果、新たに1位となったのはCOOLチームでメインダンサーを務めた大鷹りか。通過ゾーンの1位から8位までのうち6名がCOOLチームという結果になった。この結果に、最初の審査では1位、今回の審査では8位となってしまった深山奈優は「自分が1番だと思って踊っていたので、悔しいですね」「早く上位に戻りたいです」とコメントした。

 この結果を受けて、参加者たちは残り1日の合宿をどう乗り越えるのか。そして、最終審査に進むのは誰なのか注目だ。

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