猛練習で声帯にポリープも…直前で復活 朝倉未来アイドルプロデュースも佳境『Dark Idol』10話

『Dark Idol』10話

 現在、アイドルフェスへの出演とその反響を元に行われるバトルが開催。2ndステージを突破した14人が2つのチームに分かれて、10日後の本番に向け練習を重ねた。ちなみにこのバトル、勝利したチームからは個人得点が最も少なかった1名が、負けたチームからは個人得点が少なかった3名が脱落するといったルール。つまり、チームとして勝っても負けてもどちらにせよ脱落者が出てしまうという過酷なものだった。

 しかも、過酷さはこれだけではない。そもそも参加者のなかには、地方在住者や働いているメンバーもいるため全員で練習できるのはたった3回のみ。その中で、個人としてはフリ入れを、グループとしては一体感を作り込むことをしなくてはならなかった。

 ステージで先に披露したのは、6名で編成されているCUTEチーム。本番前日に、メンバー6人が集まり、緊急で話し合い。木下真佑の練習への態度を朝比奈紗杏らが問い詰め、最後には大半のメンバーが涙。結果として「ちゃんと協力します」と木下がいうところで終わったが、果たしてどうなるか……といったところで前話は終了したチームだ。

 そんなCUTEチームは、FRUITS ZIPPERの「ハピチョコ」をステージでとびっきりかわいらしく披露。時にはお客さんを巻き込みステージを盛り上げる姿に多くの観客が心を奪われていた。

 続くCOOLチームは、夜中まで個人練習を重ね、声帯にポリープができてしまい声を出せなくなった前垣さらがなんとか復活。本調子ではないものの、医者から歌唱の許可が出て本番ではしっかりと歌声でも魅せれるようになった。

 そんなCOOLチームは、難易度の高いNiziUの「Boom Boom Boom」が課題曲。ステージでは、個々人の見せ場も作りつつ、一体感のあるダンスで会場を魅了した。

 両者のパフォーマンスの結果、勝利したのは前日までまとまりがなかったCUTEチーム。通常「推しのいるグループに投票したい」とのファン心理を考えると、構成するメンバーが2人多いCOOLチームの方が有利なように感じる。しかしながら、その実態は100票程度の差をつけて、CUTEチームが勝利した。

 その理由について、会場に集まったアイドルファンは「COOLチームはダンサーのようだった」「CUTEチームは応援したくなった」「CUTEチームが会場を巻き込んでいる姿を見て、元気をもらえた」などの声が。アイドルにとって大事なのは、スキルや完成度の高さもありつつ「応援したい」「推したい」と思わせる力なのだなと再確認させられた瞬間だった。

 この結果、COOLチームからは率先してチームを引っ張っていた長璵玲花、ダンス未経験者の栗原きほ、歌唱もダンスも未経験の福島琉愛が脱落。CUTEチームからは、朝比奈が落ちることになってしまった。

 「アイドルとは…」を考えさせられた、今回の放送。

 次週以降は合宿が行われると同時に、前回の審査までで脱落した5人が復活してくるとのこと。果たして、どんな波乱の幕開けとなるのか。期待が高まる。

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