「悲劇のヒロインみたい」チームメイトに激怒 波乱のバトルの行方は…『Dark Idol』9話

『Dark Idol』9話

 現在行われているのは、アイドルフェスへの出演とその反響を元に行われるバトル。主催者・朝倉はこのバトルの意図について「実践を積んだ方が成長すると思ったので。僕が目指している場所はもっと大きい会場なので、1000人くらいは慣れてもらわないと」とコメント。

 そのルールは、想像以上に過酷。アイドルフェスの本番は10日後。2ndステージを突破した14人が2つのチームに分かれて、ステージでパフォーマンス。そして、勝利したチームからは個人得点が最も少なかった1名が、負けたチームからは個人得点が少なかった3名が脱落するといったものだ。つまり、勝っても負けても落ちる可能性がある。チームの勝利と個人での勝利どちらも目指さなければならないというルールなのだ。

 しかも、地方在住者や働いているメンバーもいるため全員で練習できるのはたった3回。今回の放送では、そのラストとなる3回目の模様が放送されたのだが、それは想像を超える試練の連続だった。


 まずは、8人で編成されているCOOLチーム。彼女たちの最大のピンチは歌唱でチームを引っ張り、夜中まで個人練習を重ねていた努力家・前垣さらの声帯にポリープができ、声を出せなくなったこと。それにより、前垣は担当する予定だったパートを全部歌い切るのは難しくなってしまったと言うことだった。これを聞いたメンバーは前垣の気持ちを想像して涙。より一層、グループとしての絆を強めた。

 もう1つの試練は、橋本萌花がダンス未経験者の栗原きほがセンターを務めるパートを、前垣に変えたいと言ったことだ。これに対してメンバーの長璵玲花は「一旦20分間練習してみて、20分後に見て決めよう」と提案。栗原はポジションを守るため、必死に練習した。すると、経験者メンバーを中心に栗原にアドバイス。結果、20分後のジャッジで栗原がそのままセンターを務めることに。これを聞いた栗原は安堵の涙。「自分がセンターで踊れることもそうだけど、周りの子達がサポートしてくれたり、よかったねって言ってくれたりしたのがすごく嬉しかったです」とのちに振り返った。


 6名で編成されているCUTEチームは、チームとしての一体感に難あり。朝比奈紗杏が「自分のパートの時はしっかり踊りながら歌ってほしい」と提案すると木下真佑はいまいち納得のいかない表情。この時のことを「遠回しに私のこと言ってるじゃないですか。正々堂々こいよと思いました」「私のこと責めてそんなに楽しいですか?」と激怒。実際に練習が始まってからも「歌ってるから別に良いんじゃないの?」「なんで強制なの?」と言葉と態度で表した。


 この結果、本番前日に話し合うことになったCUTEチーム。「まゆちゃん的には5対1で自分ばっかり責められて可哀想、悲劇のヒロインみたいって思っているかもしれないけど」と朝比奈。これに対し、木下は「なにその言い方ひどい」と激怒。これを聞き、西島りおは「紗杏ちゃんちょっと言い過ぎかも」と仲裁、岡田えりかは「むかついちゃうこととかもあると思うけど、それを全部ぶつけ合ったら、こうなっちゃうから。抑えるところはみんな抑えてほしいなと思います」と涙ながらに訴えた。結果として「ちゃんと協力します」と木下。本番前になんとか、チームとしてまとまることにはなったが果たしてどうなるか。来週以降の展開も見逃せない。

『ABEMA』総力特集 人気作品の裏側に迫るインタビュー&コラム

“訳アリ”アイドル候補生が怒り爆発「部活じゃなくてオーディション」『Dark Idol』7・8話

2024年6月20日より新番組『Dark Idol(読み:ダークアイドル)』の放送がスタートした。『Dark Idol』とは、実…

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「コラム」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる