似ているようで対照的なぶいすぽっ!後輩コンビ 繊細な声が魅力の藍沢エマ&紫宮るなの足跡
『原神』にハマった藍沢エマ アニメ・マンガ好きのオタクな一面が親近感を誘う
そんな藍沢だが、活動しているなかでは『Apex Legends』『VAROLANT』といったFPSゲームをプレイすることが多いのだが、ここ1年で増えているのが『原神』のプレイ配信である。
miHoYoが開発・発売しているオープンワールド系アクションゲームである『原神』は、日本のゲーム作品やアニメ作品に大きな影響を受けており、キャラクターデザインやストーリー設定を始め、多くの要素が日本のゲーマーらにもヒットしている。
藍沢も2023年2月に同作品をプレイして以来、1年以上にわたってコツコツとプレイしており、YouTube・Twitch問わずに配信している姿を見せている。
ストーリーのなかで描かれるキャラクターの在り方に心動かされながら、進行上必要な素材集めやさまざまな言動をゆったりと楽しむ藍沢。『原神』からの予告番組もミラー配信してリスナーと共に最新情報を追いかけるなどしており、ここまでくると配信者やゲーマーというよりも「原神ファン」と言ったほうがしっくり来るかもしれない。
ちなみに『原神』をプレイする際の配信タイトルは、「俺は帰ってヤツらの尋問をしてくる」「お前に同行させてもらうぜ。」「…この瞬間、お前は永遠を手にする。」など格好良いタイトルがつけられているのだが、これらはすべて推しキャラクターであるガイアのセリフを引用しているのだとか。
こうして、気づけばぶいすぽっ!内でもっとも『原神』をプレイしていることになった藍沢だが、『原神』を通じて、他配信での言動や他メンバーの話しなどでうっすらと知られていた“藍沢エマのオタクな一面”が前面に出ていることも、ファンが配信を楽しみにしている理由になるだろう。
デビュー以前からマンガやアニメが好きであり、『名探偵コナン』『東京リベンジャーズ』『呪術廻戦』『僕のヒーローアカデミア』など近年の人気作品はそれぞれが流行る時期にしっかりハマってきた。
特に『ハイキュー!!』の影山飛雄がもっとも好きなキャラクターであると語っており、たびたび『ハイキュー!!』の魅力とともに熱弁を振るっている。影山の誕生日にケーキを買って祝ったことがあるだけでなく、「飛雄」と下の名前で呼んでいることがバレてしまい、リスナーと「推しの呼び方をどうするか?」という話題で語り合ったこともある。
先輩から影山飛雄にまつわる質問をされた際にはほぼ即答し、ちょっとでも解釈と異なることを言われると「飛雄はそんなこと言わない」とピシャリと返答。「彼女目線すぎる」「話し方がキモい」などと言われつつ、同じくオタク気質な一面を持つ橘ひなのや英リサらからは同じオタクとして厚い信頼が置かれたようだ。
こういった話題が巡りに巡った結果、2023年の誕生日配信では、アニメ版『ハイキュー!!』影山飛雄役を演じた石川界人と、同じく舞台版で演じた影山達也の両名からスーパーチャットが届き、突然のことに「ワタシ、死ぬんか?」と声を漏らしていた。
清楚・可憐・エレガント。こういった言葉やムードには高嶺の花としてのイメージや一種の近寄りがたさがまとわりつくが、そういったイメージもかなり無くなった。こうして実際の配信で語るところをおいかけてみるとかなり自然体で配信をおこなう人物なのがわかる。
そんな彼女は2024年6月現在、長期間にわたって体調がすぐれない状態がつづいていたとのことで、配信活動を休止・療養している最中にある。しかし、活動に復帰した際には、あの微笑みとともにファンの心も癒やしてくれるはずだ。