86歳・伊東四朗、『伊東家の食卓』の裏ワザを久々披露　「いまでも家でやっている」

　タレントの三宅健が、2024年5月28日に自身のYouTubeチャンネルを更新。『伊東家の食卓』（日本テレビ）で共演経験のある伊東四朗とのコラボ動画を公開した。

　ことの発端は、動画で芸人のやす子が「伊東四朗さんに会ってみたい」という何気ない発言がきっかけだ。伊東は1997年10月から2007年3月まで9年半に渡り、放送していた『伊東家の食卓』（日本テレビ）のメインMCを務めており、三宅と長年共演。番組では家庭でできる裏技を多数紹介し、お茶の間を賑わせていた。

　伊東の登場にやす子は「おはようございます、めちゃくちゃ知ってます。食卓じゃん、伊東家の」と驚いた表情を見せた。再会を果たした三宅は「伊東さんちにいるみたいで良いんだから」と、自然体でくつろぐ伊東に優しい眼差しを送っていた。

　三宅の「伊東さんいくつになった？」という質問に、伊東は「僕ね、86歳です」と返答。『伊東家の食卓』は伊東が60歳のときに初冠番組としてスタートしたことを明かした。

　共演していたころを振り返った伊東は、当時の三宅について「17歳とかでしょ、少年だったよ」と懐かしげな表情を浮かべた。それ以降、三宅は正月に伊東の自宅へ挨拶に行くようになるなど、深い親交があったようだ。その際は伊東が駅まで迎えに行くなど、当時からプライベートでも伊東にお世話になっていたことを語った。

　さらに話題は『伊東家の食卓』の裏事情へ。当初は裏技番組ではなく、家族の悩みを聞く『家族ニュース』という番組だったとのこと。三宅は「全然おもしろくなくて」「やべえ番組だな」と、いまだから言える素直な気持ちを赤裸々に告白した。そして1998年ごろには多くの人が認知する裏技番組になったようで、最高視聴率は28.8％を記録したそうだ。これにはやす子も「あり得ない」と驚愕した表情を見せた。

　『伊東家の食卓』で得た裏技は伊東自身も活用しているようで、「いまでも家でやっている」と、慣れた手つきでTシャツを畳む姿を披露。三宅とやす子は「おー！」と伊東の手つきに驚きを見せた。

　伊東は現在86歳。いまなお、伊東は軽快なトークで動画を盛り上げた。この様子にファンからは「86歳で、カメラの前で話ができる気力・体力がある事が素晴らしいです」「古き良き時代のきちんとした日本のお父さん像そのもの。ホントに素敵なかただと思います」との声が寄せられている。本動画は三宅、やす子のファンのみならず、TVファンも魅了したようだ。今後三宅のチャンネルはさまざまなゲストを迎え、世代を超えた多くの人が興味を持つコンテンツを公開してくれるだろう。