所ジョージ、バイク人生の“集大成”ハーレー完成 圧倒的センスに視聴者「芸術ですね!」

 バイク人生50年。その集大成とも言える一台が完成したことをタレントの所ジョージがYouTubeで報告した。

 所の事務所兼秘密基地「世田谷ベース」で総務業務を担う雄一郎さんが2024年5月4日、公式YouTubeチャンネル「SETAGAYA BASE ユーチャンネル」にて「所さん ”最後" のハーレーが完成。【所ジョージ50年の集大成】」と題した動画を公開した。

 動画のなかで雄一郎さんは「ほんとにすごいものを見ちゃったんです。見た瞬間、鳥肌と『おめでとうございます』としか言いようがなかったです」といい、お目当てのバイクにカメラを向けた。

 そのバイクとは、東京世田谷にあるハーレーのカスタマイズやオリジナルパーツの販売を行う有名バイクショップ「サンダンスエンタープライズ」協力のもと完成した所の最新カスタムハーレー、通称「フランケンシュタイン」だ。1936年に登場したナックルヘッド、その後継として1948年に登場したパンヘッド。2つのハーレーエンジンが合体したVツインを作るという着想のもと、各年代のエンジニアリングを盛り込んだとっておきの一台だ。

 カメラを回す雄一郎さんが「このバイクについて聞いても良いですか?」と尋ねると、所は「聞かなくてもいいんじゃない? 走ってるところ映せば」と多くを語りたがらない。続けて「説明しようがないんだよ。説明するんだったら、私が16歳で(KAWASAKI)バイソンに乗ってた。そこから話し出さないと、こうなんないだもん」といい、「ハーレー好きな人が来て『これは?』と聞かれても、もう面倒くせぇなって感じだよな。走ってるのを見て『あ、ハーレーだな』でいいんじゃないの?」と、あくまでも言葉で説明するのではなく、シンプルに走っている姿を見ればいいというスタンスを崩さなかった。

 また、「入り口が違ってたらここには行かないんだよ。入り口がロードキングだなとか、ステレオだなとかいう方向にいってたら、もっと豪華になってくるんじゃないの?」と語るように、ティーンエイジャーの頃から現在までに積み重ね、醸成されたバイクへの嗜好が投影されたマシンであることを示唆した。

 説明するのを嫌がりながらも「あんなバイクないじゃん」とし、「新しいカテゴリーだよね。たとえば、マルチのエンジン、ツーストのエンジン、三気筒、四気筒、二気筒というののまた違うジャンルの。大きいストロークの……大股のバイクだよね」と説く所。そして「まだ成長するんですよ。ちょっとクラッチを軽くしようと思って。支点の位置をちょっと変えようかなと思って。支点の位置をちょっと変えるだけで(クラッチが)軽くなるからね」とさらなる進化を予告した。

 こうして出来上がった、バイクを弄って53年となる御年69歳となる所の集大成とも言えるカスタムハーレー。動画では所が同バイクで走行する姿も公開され、コメント欄では「ハーレーカスタム云々ではなく完全なるアート 芸術ですね!」「所さんもバイクもカッケェなあ。憧れです」「さすがに走行姿もカッコいいですね。フランケンシュタインという所さんの人生が詰まったバイク素敵です!!!」「相変わらずの独創性と圧倒的なセンスで流石としか言いようがないです」など、称賛の声が相次いでいる。

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