MacBookとiPadが合体した『MacPad』を制作した強者あらわる ゴリゴリの力技だけど便利そう……!
海外テックサイトのMacStoriesを運営するFederico Viticci氏は、『MacBook Air』と『iPad Pro』を合体させた「MacPad」というデバイスを生み出し、公開した。
Viticci氏は、Appleの空間コンピューター『Apple Vision Pro』のための完璧なキーボードとトラックパッドを探していたという。そんなとき、海外のテック系YouTuber・Luke Miani氏の動画から着想を得て、MacBookのキーボードとiPadを組み合わせることで、時には「取り外し可能なディスプレイ付きのMac」、そして時には「外付けキーボードとトラックパッドを備えたiPad」として使う発想に至ったのだという。
具体的には、Viticci氏は『M2 MacBook Air(13インチ)』と『iPad Pro(11インチ)』をベースに、「MacPad」を制作した。『MacBook Air』と『iPad Pro』は、3個のマグネットで固定されており、好きな時に取り外すことができる。MacBookとして使用する際は「Sidecar」機能を使うことで、iPadを外部ディスプレイとして駆動させている。
外出先での「MacPad」によるSidecarの使用にはポータブルWi-Fiルーターを使用。蓋の開閉を検知するセンサーがなくなったことで、「Touch ID」によるログインのみを使用している。
Viticci氏は今回の“発明”について、「『Apple Vision Pro』のキーボードの選択肢を調べているうちに、私はAppleにどうしても作ってもらいたい、コンバーチブル・ノートパソコン・タブレットを作ることになった」と語っている。
Viticci氏による「MacPad」はかなりの力技の産物で、一般ユーザーが真似できるものではない。いつの日か、Appleがノートパソコンとタブレットを合体させた「2 in 1デバイス」の必要性に気づいて、新製品を投入することに期待したいものだ。
〈Source〉
https://www.macstories.net/stories/macpad-how-i-created-the-hybrid-mac-ipad-laptop-and-tablet-that-apple-wont-make/
https://www.youtube.com/watch?v=QUa_pPUbpGQ