『アメトーーク!』家電芸人に紹介されたおすすめ製品とは?(調理家電編)

家電芸人がオススメのアイテム(調理家電編)

 年末恒例となった『アメトーーク!5時間40分SP』の家電芸人コーナー。年末年始の買い物は、これを観て購入を検討している人もいるのでは? 

 今年のプレゼンに登壇した家電芸人は土田晃之、品川祐(品川庄司)、劇団ひとり、水田信二(和牛)、そして家電三兄弟として紹介されたユウキロック、松橋周太呂、かじがや卓哉。そしてゲストには倉科カナとバナナマン日村が登場。前説で倉科カナは以前紹介されたロボット掃除機を購入、バナナマン日村は「実は白物家電が好き」などとエピソードを披露。家電3兄弟は「最近はお笑いより家電の話しかしてない」と笑いを取りつつさっそく、品川祐がポケットから取り出したラムダッシュからプレゼンはスタートした。

 彼らのトークや実演などはTVerでじっくり見て欲しいが、記事では家電アイテムを調理家電、生活家電&理美容家電とジャンル別に分かりやすく纏めてみた。ここでは補足情報を入れつつ『アメトーーク』で紹介された調理家電「トースター」、「オートクッカー」、「炊飯器&おにぎりマシン」、「ホットプレート」についてご紹介しよう。

世界一のパン職人と共同開発。「リベイク」にこだわり、焼き立ての味を再現

 まず、和牛・水田信二が紹介したのはTWINBIRD『匠ブランジェトースター』。コンパクトな形状や機能、監修者の浅井氏が世界一のパン職人であることを紹介。水田が特に強調していたのが、近赤外線と温度センサーで、これが焼成済みパンを加熱する「リベイク」で美味しく仕上げるトースターの秘密であることをプレゼンしていた。調理実演では冷めてしまったクロワッサンをトースターでリベイク。試食したゲストもその旨さを絶賛していた。

 水田が推すこちらの商品。番組では近赤外線が強調されていたが、実は上部の遠赤外線カーボンヒーター、下部の近赤外線ハロゲンヒーターという「遠近赤外線」加熱と、秒単位で温度を計測する温度センサーを搭載することにより、外はカリっと中はふっくらというパンにリベイクしてくれる。水田が浅井氏のエピソードと合わせて話してくれたように「リベイク」にピッタリな一台であり、パンも「カレーパン」「トースト&アレンジトースト」「クロワッサン」「フランスパン」の4種類からリベイクができる徹底ぶり。また、番組では触れていなかったが、冷凍パンでもしっかりリベイクしてくれるので、お取り寄せ冷凍パンなどとの相性も良いだろう。

トイメーカーが作るおにぎりマシンと最上級炊飯器の共演

 次の調理家電はユウキロックが「子供と一緒に楽しく専門店のようなおにぎりを作りたい」とタカラトミーアーツ『究極のおにぎり』を紹介。と同時に、そのご飯にもこだわりたいと象印『炎舞炊き NW-FB10』をセットでプレゼンした。

 番組では試食役の倉科カナが選んだ鮭を具材にご飯を入れてケースにイン。ケースを本体にセットするとグルグルと回るコミカルな動きに出演者たちは釘付け。ただ、この動きには理由もあり土田は回転が「カタチを保ちながら空気を含むように(握るのでふっくらになる)」と解説し、ベテラン家電芸人の貫禄をみせていた。約30秒後に完成したおにぎりは三角形でなく丸形。試食した倉科カナは「お米が美味しい」、「人が優しく握ったかのような」と顔をほころばせていた。

 トイメーカーとして有名なタカラトミーアーツが手掛けた『究極のおにぎり』は、一見すると玩具にもみえるがれっきとした調理用ガジェット。使い方は簡単で白米と具材を専用ケースに入れたら、本体にセットするだけ。ケースを約30秒回転させたら、程よく握られたような「おにぎり」が完成する。これはケース内のお米が回転して適度に打ちつけられることで、ふんわりとおにぎり状に形成される仕組みだ。

 また、ユウキロックが開発エピソードを紹介したように『炎舞炊き NW-FB10』は実際に開発者が竈の炎を見てヒントを得たという特許取得の独自技術「炎舞炊き」機能を搭載。6つのIHヒーターを使い文字通り炎で炊くように大火力、部分的な集中加熱をほどこすことで、ふっくら美味しいお米を炊き上げてくれる。また番組では触れられなかったが、炊飯機能でなく、好みの食感を121通りから選び、家庭の味を学習する「わが家炊き」や、時間がない時に約15分で炊き上げてくれる「白米特急モード(白米1合)」など使い勝手にも注目したい炊飯器だ。

具材を入れたら後は待つだけ。「時短」調理には欠かせないオートクッカー

 さらに調理家電のプレゼンでは「自動調理鍋4連発」として、品川がオートクッカー4種を披露。SHARPの『ヘルシオ ホットクック』は自宅で長年、愛用していると明かし「牛すじの煮込みでもこれに入れとけば良い」とその手軽さをプレゼンした。

 実は『ヘルシオ ホットクック』は蒸気センサーと温度センサーの2種のセンサーによって火加減を自動できめ細やかにコントロール可能。加熱の進行に合わせて回転する「まぜ技ユニット」が最適な回転をすることで、煮崩れしやすい具材もケアしつつ仕上げてくれるので、カレーやシチュー、肉じゃがなども美味しく仕上げてくれる。また蒸気を逃がしにくく、水分を循環させる内蓋構造となっているので無水調理などにも最適だ。

 続けて紹介したシロカ『おうちシェフ PRO』は2年前に水田が大根と豚の角煮を調理したことがきっかけで、倉科カナも購入したエピソードが披露されていたが、手軽さとお洒落さでエントリー層に人気の家電メーカーとして定評があるシロカらしいエピソード。

 この「おうちシェフ」は2種類あり、2〜3人用の『Fタイプ』と加圧能力に優れた『PRO』ラインがある。どちらも使いやすく圧力調理にトライしたいエントリー層にも最適だが、上位機種となる『PRO』ラインは高圧力を一定時間以上保つ独自構造でイワシのような骨の多い魚なども丸ごと柔らかく調理してくれる。また、『PRO』には最大6人分の調理も可能としてくれるアイテムもあるので大家族にも嬉しい調理家電となっている。

 さらに品川が紹介したPanasonic『オートクッカー ビストロ』では、鍋底かきまぜ機能で炒め物ができることをプレゼン。業界最火力クラスで「パラパラのチャーハンも可能」と紹介すると、バナナマン日村も「本当に!?」と食いついていた。

 同社のフラッグシップ調理家電である「ビストロ」ブランドのオートクッカーは、品川が解説したように底面に設けられた羽が回転する独自の「鍋底かきまぜ」構造により、ムラなくかき混ぜてくれる。最大1285Wもの大火力で、分量にもよるが約10分で炒めものが可能に。食材に合わせて高圧・中圧・低圧の3種の加圧を使いわけることで煮込み料理などもスピーディーかつ、しっかり煮込まれる。「時短」力にも注目の逸品だ。

 そして、自動調理鍋4連発で品川が最後に披露したのはアイリスオーヤマの『自動かくはん式調理器 CHEF DRUM』。「揚げ物ができる」そして「300ミリで300gの唐揚げができる」と解説すると、水田はひな壇から「それは無理!」と絡む。そこで、品川は論より証拠と「冷凍たこ焼きを使って、京だこ風の揚げたこ焼きを作る」と宣言。

 何故、それが可能なのかの披露として調理実演で品川は調理器を傾けて撹拌。これで少ない油でも調理できる理由を明かしていた。熱々の食品を食べる際の芸人お約束リアクションをしつつ、バナナマン日村も「周りカリカリ、中とろとろで銀だこ(みたい)」とコメント。

 番組で品川が解説したように、本体を傾けて鍋ごと回転する「撹拌式」なのでムラなく調理できるのが最大の特長。揚げ物なども油少なめでも調理できるのでヘルシーさを求める人には嬉しいオートクッカーであり、蓋付きなので油はねの心配もないので揚げ物を敬遠してきた人にもオススメできるアイテムだ。

蓄熱性が抜群で、プレートの上で肉の切り分けもOK!

 調理家電最後となるアイテムは、水田がプレゼンしたBALMUDA『The Plate Pro』。普通のホットプレートと違って縁がなく、切りながら調理できる構造などを解説しながら「今日はステーキとハンバーガー」と水田は実演調理を開始。独自構造で「熱ムラがない」「蓄熱性が高い」などを解説しながら調理を続ける。

 ハンバーガー用のチーズを鉄板の上に乗せるとバナナマン日村は「最高だな」とご機嫌になり、実は自宅でホットプレートでホームパーティーしたり、土田も呼ばれた際の笑い話などを披露。ハンバーガーが完成し、続けてステーキを鉄板の上で切り分けると見事な断面が。ステーキ&ハンバーガーを試食したバナナマン日村、蛍原、倉科カナともに「ウマっ!」を連呼。皆の笑顔でプレゼンを締めくくった。

 水田が紹介したように最大の特長は高い蓄熱性にあり、熱容量が高いステンレスと熱伝導性に優れたアルミニウムを組み合わせた2種3層のクラッドプレートがそれを実現している。また、設定温度から約5度に抑えるという温度制御により、全面に熱が行き渡りムラなく調理ができるのが魅力だ。温度が安定してるため、約200度に熱して鉄板焼のように目の前でステーキを煙を出さずに美味しく焼くことができたり、また約160度で柔らかなクレープを焼くということも可能。家族や友人たちと調理を楽しみながら過ごせるうえ、洗うのも簡単なので、お手入れも便利な一台に仕上がっている。

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