Pocochaが何者かになれるきっかけに “旅する看護師”きくちゃんの「配信する理由」
「Pocochaは何者かになれるきっかけを作ってくれた」
――では、旅をしながらライブ配信して良かったと思うことは?
きくちゃん:「良かったな」と思うことしかありません。旅先では一人で心細いこと、不安なこともいっぱいありますが、リスナーさんがたくさん励ましてくれました。旅をしながら見つけた嬉しいことや新たな発見も、共有したら一緒に喜んでくれて。慣れない環境で体調を崩したときに一番そばで心配してくれたのもリスナーのみなさんです。自分は一人ではないというのが、この旅での一番大きな支えになりました。
――今回「Your Storyーあなたの物語にはチカラがあるー」に応募したきっかけを教えてください。
きくちゃん:このあと南極などに行きますが、電波がなくなってしまうので、ライブ配信を続けるのが難しい状態になります。そんななかでも、リスナーさんたちと出会ってきた日々や、リスナーさんたちに応援してもらった旅ライバーとしての経験を残したいと思い、参加しました。
――なるほど。この記事を通してリスナーさんに伝えたいことはありますか?
きくちゃん:ライバーは、リスナーさんたちのおかげで輝けると思っています。何者でもない私たちが、何者かになれるきっかけを作ってくれているのが『Pococha』であり、リスナーさんたちの力です。「リスナーさんの存在ってめっちゃ尊いんだよ」ということを知って欲しいですね。
――本当にその通りですね。『Pococha』で一番嬉しかったエピソードも聞かせてください。
きくちゃん:ほぼ寝たきり状態で訪問看護を受けているリスナーさんがいました。その方が、私のライブ配信をきっかけに外の世界に興味を持ってくれたそうです。そこからリハビリを頑張るようになり、ちょっとずつ訪問看護の回数も減って、いまは一人で出かけられるようになったと聞きました。この話を聞いたときが、一番嬉しかったですね。看護師としてのケア以外にも、ライブ配信という形で誰かを癒やしたり勇気づけられたりすることがなにより嬉しかったです。
――素敵なお話をありがとうございます。今後の目標はお持ちですか。
きくちゃん:小さな写真展を開くことが、ずっと夢でした。旅の集大成として、大阪と東京の2拠点で小さな写真展と、夢と挑戦をテーマにしたアート展を開催できたらいいなと考えています。実は、この話をリスナーさんにしたら、リスナーさん経由でいろいろな方に届くことに。大変ありがたいことに、イラストレーターさんが私のキャラクターを描いてくれたり、デザイン会社の方が私のキャラクターを作ってくれたりして、この旅の期間中にポストカード販売まで決定しました。これも、『Pococha』で叶えられた夢の一歩かなと思っています。
――最後に、あなたにとっての『Pococha』とは?
きくちゃん:夢を叶えさせてくれる、応援してくれる場所だと思います。『Pococha』の存在で、より旅が充実していますし、『Pococha』があってよかったです。
■旅する看護師きくちゃん
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