ローランド、改装費500万円のキャンピングカー披露 スタッフ「ダサくないですか?」

 “現代ホスト界の帝王”ローランドが、こだわりのカスタムを施したキャンピングカーをYouTubeでお披露目した。

 2023年11月20日、公式YouTubeチャンネル「THE ROLAND SHOW」に公開した「【車中泊仕様】ローランドの夢が詰まったキャンピングカー徹底レビュー」と題した動画でローランドは、都内から2時間半かけて、劇場版アニメ『ゆるキャン△』のモデルとなった山梨県身延町の「みのぶ自然の里キャンプ場」に到着した。実は熱心なアニメ好きとして知られるローランド。『ゆるキャン△』もお気に入りの作品らしく、映画に出てきたドーム状の巨大な鳥かごを目の当たりにすると、「ヤバいな、これ!」と声を上げるなど、聖地巡礼を満喫した。

 この日、彼が乗ってきた車は愛車のロールスロイスでも、メルセデスベンツでもない、アーミーグリーンの真新しいキャンピングカーだった。同行した撮影スタッフがこの車はどうしたのかと尋ねると、ローランドは「普通に買いましたね」と即答。『ゆるキャン△』きっかけでキャンプにハマったというローランドは「キャンプ行くならキャンピングカーが一個欲しい」と考え、軽トラを改造したこのアーミー仕様のキャンピングカーを購入したのだという。

 さらに、キャンプが転じてアーミースタイルへの憧れも募らせたローランドはこの日、上が迷彩柄の上着、下が軍パン、頭にはベレー帽というスタイリッシュなミリタリーコーデで決めていた。スタッフから服装を突っ込まれた際には「カッコよくないですか?」といい、着用中の帽子を指して「ポーランド軍の帽子も買っちゃった」とはにかんだ。

 キャンピングカーはオーダーから完成までに一年を要したとのこと。「こだわると徹底的にやりたくなる」という気質のローランドゆえに、そのビジュアルは一癖も二癖もあった。まずナンバープレートには、オランダの伝説的サッカー選手ヨハン・クライフの背番号にちなんで「14」を採用。続いて車の後部には、USアーミー仕様を意識して米国国旗がプリントされていた。

 また、車体に散りばめられた様々な英語の文章は、オーストリアのシュタイア・ダイムラー・プフが製造していた軍用車「ピンツガウアー」のパロディだそう。「MY WIFE IS RAD(俺の嫁は最高)」「I bought a brand new RV!!!(俺は新しいキャンピングカーを買った)」など、遊び心溢れるセンテンスがボディを飾る。しかし、スタッフからは「ダサくないですか?」とツッコまれる場面もあった。

 もちろん見た目だけではなく、内装も充実。室内のカラーはアイボリーに統一されており、落ち着いた印象を受けるが、ローランドはこの色を「あまり好きじゃない」といい、こちらもミリタリーテイストに変更予定なのだとか。室内設備としては、水道、電子レンジ、エアコン、冷蔵庫、ストーブを完備。窓にはブラインドや網戸を搭載し、天井には換気扇も備わっているため、室内でガスコンロを使用した時にも安心だ。就寝時には全面をフラットシートにして、簡易ベッドとすることも可能。ごろんと寝転がったローランドは「一人っていいなぁ……」と、独身貴族としての喜びを噛み締めた。

 さて、気になるのは値段だ。スタッフからいくらかかったのかと聞かれると、ローランドは「200とか300万円とかだと思います」とし、加えて改装代が100~200万円ほどかかったと明かした。そして「300~400万円くらいでベースは買えるから。まぁ、2時間働かなきゃって思うとしんどいっすけど」と、らしさ溢れるビッグマウスを披露した。

 今回のキャンピングカー購入に対して、視聴者からは「嫌味な感じがしなくて好きやで」「車目立つからすぐローランドさんって分かっちゃう」などコメントが寄せられている。

 ちなみにローランドによれば、現段階で車の完成度は「80点」。今後内装を中心にさらに改造を加えていくようなので、100点満点のローランドのキャンピングカーがどんな外見・仕様に変貌を遂げるのか、引き続き、注目していきたい。

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