連載:エンタメとテクノロジーの隙間から(第一回):iPhone 15
iPhone 15を『SXSW Sydney』に連れて行ったら、想像以上に大活躍してくれた話
『SXSW』の醍醐味は昼のカンファレンスだけでなく、ナイトタイムのライブやクラブパフォーマンスにもあります。ICCがあるダーリングハーバーから徒歩で15分ほどの場所にあるチッペンデール周辺のライブハウスやホテル、クラブでは次々にパフォーマンスが行われており、筆者ももれなく参加。ライブハウスのドリンクはさすがに現金かなと思ったのですが、メニュー表には「No Cash!」の文字。ここでもApple Payで支払いを済ませ、存分にライブとビールを楽しんだのでした。
上記のセッションやライブも含めて筆者が『SXSW Sydney』で印象に残ったのは、AIやWeb3系のセッションも数多いうえ、しっかりと聞きにくるオーディエンスもたくさんいたこと。あまり日本ではテック×エンタメのイベントが少ないうえ、ライブに人は集まれど、トークセッションに大勢の人が来る、という例はあまりみられません。以前に参加した海外イベントもカンファレンスの参加者が多かったこともあり、そのギャップに驚くとともに、日本のエンタメシーンの課題はこのように“楽しむ人”と“シーンのエコシステムについて考える人”がイコールになっていないことなのだと考える良い機会でした。
ちなみにiPhone 15 Pro Maxは結局カメラとしてフル回転。決済もお土産含めてApple Payですべて済んだので、使った現金はゼロ。スマホひとつで気軽にウロウロできたのはもちろんシドニーという土地のキャッシュレス普及率の高さや治安の良さが前提にあるのですが、あらためてiPhone 15 Pro Maxの優秀さを感じるとても快適な旅になりました。