突如バズった歌手ライバー・KIMIKAが感じた“環境の変化” 「休む暇もないくらい仕事があるってすごく生きている感じ」
――今回のイベント「Your Storyーあなたの物語にはチカラがあるー」に参加していただいた理由を聞かせてください。
KIMIKA:リスナーさんからのおすすめです。イベントに出ないと新しいファンが増えないので、ファミリーのリスナーさんたちが勧めてくれました。期間もちょうどいいし、KIMIKAをより知ってもらえるチャンスにもなるということで、こちらを選びました。
――KIMIKAさん自身はリスナーさんから話を持ちかけられたときにどう思いましたか。
KIMIKA:私は話すことがとても好きだし、ライブ配信だけでは伝えきれないことも多いので、私を知ってもらう良いきっかけになると思いました。
――このプライズを取ってからインタビュー実施までの間に大きくバズったとのことですが、それによりこの記事を届けたい層が変わったということはありますか?
KIMIKA:同世代の女性をずっと応援してきたので、まずは同世代の女性のファンに届くといいなと思っています。そして私の作る歌は人生ソングが多いので、“真面目すぎる人”にも届いてほしいですね。ファンのなかには心の病を抱えている方もいますし、アスリートでいい成績をとっていたのに怪我で落ちてしまった方も。気持ちが落ち込んでいるときに曲を聞いてファンになってくださる方が多いので、頑張っている人や、まじめ過ぎて休み方を知らない人に幅広く届いたらと思いますね。
――リスナーさんの世代や枠の雰囲気についても教えてください。
KIMIKA:年齢は幅広いです。ちょっと高めですね。自分と同い年くらいの女の子から、私のお父さん、お母さん世代もいます。若い子では20歳前後の子も何人かいますね。『Pococha』のリスナーさんが実際のライブに来てくれたり、遠方の方は配信チケットを買ってくれたり、様々な方法で応援してもらっていますね。
――『Pococha』をやっていて嬉しかったエピソードはありますか?
KIMIKA:この間、所属事務所の株式会社321主催の、ボーカリスト王者を決めるイベントに参加しました。そのときの決勝戦は豊洲ピットでやりましたが、当日はオーディエンスと審査員の両方の票を集めなければいけませんでした。まだライブ配信を始めて数ヶ月しか経っていないので、私のリスナーさんは会場に10人くらいしかいませんでした。そんななかで、審査員も客席も満場一致で私に票を入れてくださり、グランプリを取れたんです。このときはリスナーさんに恩返しできたように感じて、嬉しかったですね。
――KIMIKAさんがこれから目指していることも教えてください。
KIMIKA:来年の8月1日に歌舞伎町タワーの地下にあるZepp Shinjukuを抑えたので、そこを1000人埋めることが今年の目標です。最近は路上ライブも増えたので、現地のライブに来てくれる方を少しずつ増やしていこうと思います。パンフレットの内容も作っているところです。
――『Pococha』のなかで目指していることはありますか。
KIMIKA:やっぱり1回は『Pococha』内の最高ランクであるS6を目指したいですね。ただ、今は忙しくて毎日1~2時間しかライブ配信できていないので、S4維持がギリギリです。本腰を入れられる時間が取れる月に、S6まで行ってみたいですね。
――最後に、あなたにとって『Pococha』とは?
KIMIKA:みんなとより絆を含められる場所です。遠いファンじゃなくて、近くにいる仲間集めをする場所だと思っています。ここでは、みんな孤独じゃないので、『Pococha』は、みんなが集まれるお家みたいなところです。
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