にじさんじ・空星きらめが放つ“まばゆい光”を追って 『神域』の宇宙できらめく蒼い星の軌跡をなぞる

にじさんじ・空星きらめの軌跡をなぞる

 現在のVTuberシーンにおけるトップランナーの一つであるにじさんじ。そのなかにおいてもタレントの活躍する分野は日々拡がっている。

 メインとなる生配信に加え、事務所が主導する企画への参加や監修、主に一人ひとりのライバーが主導となって進む歌ってみたなどの動画のほか、ここ数年ほどはエンターテインメントのフィールドでアーティストとして日の目を見る者も増加してきた。

 育成プロジェクトである「バーチャル・タレント・アカデミー(VTA)」からも新規ライバーがデビューし始めており、現在約150名のメンバーが所属・活動しているにじさんじ。その層の厚さで今後も大きな影響を与えるだろう。

 5年目を迎えるにじさんじ。1期生・2期生・ゲーマーズ・SEEDs組がデビューした2018年組が50人、2人~3人で矢継ぎ早にデビューしていった2019年が37人と人数を増やした後(それぞれ現在活動している人数)、2020年に10人、2021年には4人と一気にデビューペースが遅くなっていった。

 活動をスタートしてからの年数、現在活動している人数、所属している皆々のフィーリングなどとは少しずれがあるが、海外組のデビューが2020年以降に集中していることを考えてみると、2020年組は立派な中堅枠となっていることが伝わってくるだろう。

 そんななかで、デビュー時に見せていたセンス・実力を磨き続け、今年に入ってからシーンのなかで一気に存在感を見せ始めたのが、空星きらめである。

 にじさんじの空星きらめは2020年6月30日にSNSに初投稿、7月11日に初配信してデビュー、同期としてデビューした金魚坂めいろ(現在は引退)とともに活動をスタートした。

【初配信】初めまして!空星きらめです!【にじさんじ】

愛々しいルックスだが、本人にはちょっぴり不満がある模様……?

 名前にふさわしく空色を基調にしたカラーに、アゴ付近で切りそろえられたボブカットの髪型、星をイメージしたヘアピンや衣装を特徴にしている空星きらめ。ファンにとってとくに印象深いのは、低身長で幼さを強く感じさせる体型にあるだろう。

 彼女のビジュアルを担当したイラストレーター・おしおしお氏は空星以外にホロライブ・4期生としてデビューしていた天音かなたも担当している。

 2人には「低身長」「胸が小さい」という点で共通している。この2点はおしおにとって譲れない部分でもあるようで、後年2人から「胸を大きくしろ!」「身長を高くしろ!」とオーダーがあってもそのたびに拒否しているようだ。

 天音かなたは主にバストサイズについての話題を雑談配信などでしているが、空星きらめは低身長であることが気になるようで、「ANYCOLORさんはそろそろロリスタイルなライバーをふやすべきだと思います! 小学生ライバーとか増やさないんですかぁー!?」と冗談交じりに訴えるほどだ。

【漫画】空星きらめが身長を抜かせる、唯一の後輩とは?【マンガ動画】【アニメ】にじさんじ☆ぷちさんじ VTuber

 にじさんじ公式の切り抜き動画で彼女が話しているように、空星きらめの後にデビューしてきた30人以上の日本人タレント全員が、彼女より高身長である。

 ちなみに、147センチの空星きらめと同じ身長なのがアルス・アルマル。それよりも低い身長のライバーでいえば、飛鳥ひな、魔使マオ、物述有栖、夢月ロア、矢車りね、奈羅花、えま★おうがすと、魔界ノりりむ、勇気ちひろ、森中花咲、竜胆尊、宇志海いちごなどが挙げられる。

 声質・口調・性格などに幼さを感じられる面々は後輩にもいるが、空星が話すような「低身長・ロリ系」な女性タレントが今後出てくるかどうかは、ANYCOLORのスタッフみぞ知るといったところだろうか。

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