『今日好き カンヌン編』最終話ーー韓国語のメッセージで「好きです……」 最後のアピールで女子から振り切った告白
あやか、はるとを好きな理由は「思っていることを口に出してくれる」
一方で、あやかとのアピールタイムでは、まるでカップルのような雰囲気に。この3泊4日で登場するのも3度目。おなじみの“スーパーマリオ”ゲームや“指スマ”などで緊張をほぐすと、彼女の方から「いい意味でなにを考えているかわからないこと」「思っていることを口に出してくれるところ」が好きだと、はるとに好意を抱いた理由が語られた。
先に明かしてしまうと、みうはこの後の最終告白で、はるとを好きになった理由として、彼の「緊張しすぎちゃうところ」「少し抜けているところ」を挙げる。あやかが先ほど述べた言葉のなかでも「思っていることを口に出してくれるところ」は、みうにとって告白のときまで見えなかった一面。はるとがこのふたりに見せてきた表情は、むしろ正反対なものだったのかもしれない。ちなみに、みうははるとへの告白をしながら、もう悔しさを通り越して、惚れてしまった自分に呆れるかのように、少し投げやりに言葉を放っていたところが面白かった。
はると、最後に選んだのは? カップル成立後のハグがかわいすぎる
それでは、いよいよ答え合わせ。どちらの女子に見せていたのが、はるとの“恋心”を秘めた表情だったのか。はるとがこの旅を通して選んだのは……みう! 決め手は、3日目のビーチで、外していたお揃いのブレスレットを再び付けてくれたことと、直前のアピールタイムだという。
ここからが『カンヌン編』最後の見どころ。まずは、みうが「告白前に、フラれると思って泣きました」とかわいい舞台裏をチラ見せすると「大好きです」と改めて伝える。はるとは「同じです」と、あっさり。違うのは、ふたりが片手ではなく、両手を確かめ合うようにぎゅっと握っていることだ。
が、みうはその手にもたれこむように、少しだけ背中を丸めて下を向いている。はるとからの“抱きしめ待ち”である。が、そこは期待を裏切らない男子。みうの好きな色だと先ほど聞いたピンク色のシャーペンをプレゼントするという、まさかの伏線回収をすると、「したことあるのに恥ずかしがらないでください」と、軽く上擦った声で緊張を見せる。待ちに待ったハグの瞬間……みうがはるとの胸にダイブしたかと思えば、3秒間も経たないうちに「無理だわ」と彼女の腕を引き剥がしてしまった。
これまで女子との交際経験がなく、なによりもほかの誰でもない奥手なはるとだからこそ、恋人同士が交わすこうしたひとつひとつのコミュニケーションに、なににも代え難い重み、価値、意味を感じてしまう。すでに彼の虜になったスタジオの“恋愛見届け人”たちも、歓喜の渦に包まれていた。
そもそも、みうとあやかの間で揺れ動きながら、考え抜いて明確な答えを出しただけでも素晴らしいわけだが、この数分間で一気に恋愛の経験値上昇中のはると。カップル成立してなお、みうとの会話が一貫して敬語だったのも水に流そう。むしろ、それこそ“はるみう”カップルのよさだとすら感じられるようになってしまった。
それにしても、はるとはなぜここまでモテたのか。ひとつ答えがあるとすれば、彼があやかの告白を断った際、渡していた一通の手紙にあると思う。その内容を抜粋すると「自分でも会話が弾む「最強な女の子」だから幸せになってください」。あやかが笑い飛ばしてくれた通り、最後に好きにさせようとしてどうするつもりなんだ。
こうした優しさこそ、はるとの人を惚れ込ませる人柄なのだろう。みうとあやかはともに、見てきた表情こそ違えど、そうした彼の本質を、誰よりも先に、そして深く見抜いていたのかもしれない。思い返せば本当に、はるとに振り回されて仕方がない3泊4日の旅だった。ところで、恋愛見届け人の井上裕介(NON STYLE)が、はるととみうの恋模様を「24話完結の韓国ドラマの1話」だと喩えていたが、いまのふたりの距離感は、そのドラマの第何話目くらいですか?
現在14日間無料体験中!「ABEMAプレミアム」はこちらから
『ABEMA』総力特集 人気作品の裏側に迫るインタビュー&コラム
『今日好き カンヌン編』5話ーー王子様からまさかの“フライング告白” 「この子といたら、本当に楽しい」
8月28日よりABEMAにて放送中の恋愛番組『今日、好きになりました。カンヌン編』(以下:今日好き)。現役高校生たちが2泊3日の…