20代&30代女性が“チーム対抗”でハイスペ男性を奪い合う 『GIRL or LADY~私が最強~』1・2話

『GIRL or LADY』1・2話

 まず、なにがおもしろいかというと、シスターフッドと意中の男性を取り合うバチバチ感の共存だ。

 第1話の企画は2チームに分かれ、ハイスペック男性たちをお出迎えするパーティーを実行するというもの。

 そのパーティーをどこで行なうかで、最初の一悶着が起こった。ガールチームの2人、絶対的に自信のあるミナミと、ハーフ美女ルミナがいそいそとレディチームのいるところに行き、「どこでお出迎えするか決まってますか?」と後輩ムーブでかわいげに質問。ガールチームのメンバーといるときは「ちょっと聞いてくるわ」って言っていたのに、この打って変わりようだ……。あえてしたたかに切り込んでいく感じがバシバシ伝わる。

 しかし、レディチームも負けていない。2チームともにルーフトップを希望していたのだが「だったら芝生の方がよろしいかと」と社長・ミサキが笑顔で提案。これに対してルミナは「屋上でお酒飲んだら暑くて熱中症になっちゃうから、日陰の方がいいかなって思うんですけど~」と応戦してみせた。結果として、ジャンケンで場所決めし、ルーフトップを取ったのはレディチーム。このバチバチ感を経て、両チームは30分間のお出迎えパーティーを決行。その軍配もレディチームにあがり、男性たちとの初めてのご褒美タイムはレディチームが勝ち取った。

 この結果に、ガールチームは、悔しい表情で相手チームのデートを様々な角度から覗き見できる“モニタリングルーム”に移動。そこでのガールチームのシスターフット感が見ていて爽快だった。

 ユウジが「ガールの方はゲームとか企画をめっちゃ用意してくれてて。ただ女性の話聞くって感じではなくて、こっち(レディ)は皆さんとおしゃべりしてもっとしゃべりたいってなって……」と話したのを見て、「もっと知って欲しかったんだね」と反省。さらにはレディチームの2ショットタイムを覗き「聞き出し方めっちゃ上手い」と称賛する一幕も見られた。

 また、これを受け、「明日はガラリと変えていこうか」と今後の戦術を練り直したガールチーム。最後に「明日も頑張るぞー!」と掛け声をかけ合うところは、まるで大会前の部活動のような一致団結っぷりをにじませていた。

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