音声市場版のYouTubeやTikTokを目指す 「Spoon」ジャパンカントリーマネージャーが語る“展望”

「Spoon」マネージャーが語る音声配信市場の展望

「音声市場でのYouTubeになりたい」から変化した目指す世界観

――では、現段階で「Spoon」が考えるネクストステップについても聞かせてください。

川村:かなり前から、「音声市場でのYouTubeになりたい」というような話をしていましたが、いまはYouTubeのほかにもTikTokなど目指す世界観が増えてきています。ですから、「Spoon」も「TALK」機能のような短尺での楽しみ方をさらに追求していきたいと思っていますね。「LIVE」配信においては音声にプラスアルファして視覚を使った工夫にも取り組みたいです。「Spoon」は背景画像を設定できるので、画面を占有しているイラストに合わせて「一緒にスクショを撮る」など気持ちが盛り上がるアイテムを作ることや、クイズやラッキーボックスの配置など、ギフティングをさらに楽しめる要素を考えているところです。

――最後に「Spoon」がこれからやってみたい取り組みについて教えてください。

川村:いまある熱量の高いコミュニティを、さらにどう盛り上げていくのか。そしてそのコミュニティを持続的に広げていければと思います。一瞬で大きく盛り上がって、急速に冷めていくようなものではなく、居場所としてずっとあり続けられるようにしたいです。加えて、収益化できるポイントも増やしたい。「Spoon」を使えば楽しいし、気づけばお金も稼げているというユーザーを増やしていきたいですね。

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