『今日好き。カンヌン編』1話ーー4度目の参加となる継続メンバーは誰? 最後の旅にする決意で人気女子にアプローチ

『今日好き。カンヌン編』1話

あの継続メンバーが4度目の挑戦 念願のカップル成立なるか?

 新たな旅の舞台は、韓国の東海岸に面した、若者に人気の都市・カンヌン。参加メンバーは、男子5名・女子4名の合計9名。うち継続組としては、前回の『夏休み編2023』からはなみち(植野花道)が。2022年10月放送の『沖縄編』からも、みう(磯村美羽)が約1年越しのリベンジにやってきた。

 全国から現役高校生が集まる『今日好き』には珍しく、9名中7名が高校3年生で、さらに出身地も東京や神奈川など、首都圏近郊のメンバーがほとんど。遠距離恋愛の心配がなくなることから、普段よりも多くのカップルが成立することが期待されそうだ。また、最終日に告白をするのは女子からともすでに明かされており、『夏休み編2023』を経て、かなりベーシックな『今日好き』で進行していきそうである。

 さて、今回の旅で『今日好き』史上、男子メンバーとしては参加回数が最多となったはなみち。事前の予告通り、今回を最後の旅にする決意を抱いているようで、これまで自身の決定力不足に陥っていた原因は、“次の旅もあるから”と失敗の先を見越してしまっていたからだと振り返る。あえてプレッシャーのある状況に追い込むことで、絶賛成長中の積極的なアピール力にラッシュを掛ける。はなみち、最後の旅で勇姿を見せてくれるか。

 とはいえ、さすがにここまで経験を重ねていると、もはや存在感としては大御所クラス。登場しただけで女子メンバーが釘付けになるなど、持ち前の王子様オーラが早くも発揮された。そんなはなみちは初日時点で、新メンバーのまき(冨永真姫)とりんかが第一印象で気になったようで、まきとはランチの際に2ショットに。自身が大阪出身であることから関西弁に関する話題になると、いくつか方言を教えるなかで、お互いのノリが合うこともわかってきた様子。あまりに自然な関西弁に「練習してきた?」と冗談を投げかけると、まきの方から「なんなら前世......って、ホントにつまんないですよね!(笑)」とノリツッコミで返す場面も見られた。本当に雰囲気がよい。

 また、りんかとはグループ別行動でふたりきりの状況に。まだ旅も序盤の段階なわけだが、自身が3名もの女子から一気に恋の矢印を向けられたことで、背負うものが多くなり、最後まで自身が誰に好意を示しているのかをハッキリとさせられなかったのが『夏休み編2023』。それが今回は、自身でもまきを追って、彼女の気になるメンバー枠に入り込みながら、同時にりんかの方から慕われるなど、わかりやすく言えば、バランスのよい恋を展開できている気がする。

 総じて、相手との関係性や今後の行方を考える必要のあるメンバーも少ないからこそ、前回の旅のように気負いすぎず臨めているのだろう。彼がまきとりんかに向ける眼差しや微笑みは、純粋に人を好きになる直前のような優しいもので、プレッシャーなんてどこにもない。はなみちの心の安寧がこのまま続くことを願うばかりだが......。

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