プロ野球選手が『オールスター』“潜入カメラマン”に 各球団のYouTubeチャンネルから見る“選手たちの関係性”
プロ野球では7月19日~20日の2日間、オールスターゲームが開催される。交流戦が開催されて以降、セ・パのスター選手の対決に珍しさを感じることは減った。それでもスター選手の共演は野球ファンからすればワクワクする。
ただ、オールスターの楽しみは試合中だけではない。現在、各球団がYouTubeチャンネルを開設しており、試合では見られない選手の表情を知れるようになった。オールスターでも各球団のYouTubeチャンネルでは、スター同士の交流をおさめた動画を次々と投稿。試合前の緩い雰囲気だけでなく、意外な組み合わせの選手同士のやり取りも覗き見できる。
まずは横浜DeNAベイスターズのチャンネルでは牧秀悟がカメラを持ち、チームメイトで“現役バリバリのYouTuber”であるトレバー・バウアーに負けじと、いろいろな選手にインタビューする。一番最初に登場したのが細川成也。現役ドラフトでDeNAから中日に移籍して覚醒したかつてのチームメイトの登場に胸が熱くなる。次に阪神の村上頌樹という意外な人物にカメラを向ける牧。細川も村上、その後に出てくる佐藤輝明を含めて全員牧と同い年であり、だからこその交流だったようだ。
牧の進撃はまだまだ止まらず、飲食スペースで阪神のシェルドン・ノイジーとヤクルトのサイスニードの両外国人選手をカメラで捉える。「Ah Nice Guy」と声をかけ、WBC優勝後に外国人記者に対して見せた“堪能な英語力”を再び披露して幅広く選手との交流を深めた。また、後半ではカメラマンが宮崎敏郎に交代。牧同様、宮崎と同い年の広島の秋山翔吾やソフトバンクの柳田悠岐に話を聞くシーンが見られ、“同級生”のつながりの深さを感じる内容だった。