『今日好き チュンムン編』1&2話ーー男子1番人気・えいとが女子たちを沼らせる “頭ぽんぽん”からのハグで心を掴まれたのは?

『今日好き チュンムン編』1&2話

えいと、旅の初日から大胆な行動に のあとの夜デートで見せた侮れない一面

 人気の女子メンバーがひなただとすると、男子の方も気になってくる。第2話までの戦況を探ってみると、おそらく今回のキーパーソンとなりそうなのは、新メンバーのえいと(菊地瑛仁)。

 今回唯一の東京出身で、他メンバーは全員、滋賀や兵庫などの関西出身。日本地図で考えると、かなり重心が左寄りな状況だが、そんななかでシティボーイ=えいとはどう輝くのか。聞くところによると、ラップ(フリースタイル)が特技で、バスケの強豪校に通っているらしく、第2話でメガン(夏川メガン)と会話した際には、“いい感じのヒップホップ”にハマらせられるプレイリストを所持しているという、とてつもなく気になる情報をちらつかせてきた。思えば『今日好き』でヒップホップの話題が出たのも珍しく、これがいわゆる最新モードの“イケてる”高校生像なのだろうか。

 実際、えいとがイケてることは明瞭に伝わってきた。彼は現状、ひなた、メガン、のあ(田仲埜愛)を気になっているのだが、この3名とは見事に両想い。女子5名のうち最多3名から好意を寄せられるという、男子随一のモテっぷりである。その上で、誰を最も気になっているかを明かしていないところもまた、モテを助長する大きなポイントだ。

 また第2話では、メンバー9名全員で“花くじ”に挑戦し、のあが気になる相手と特別な夜デートを楽しめる権利を獲得。その相手として指名されたのが、ほかでもないえいとだったのである。デートの舞台は、ロマンチックな貸切アートミュージアム。さまざまなインスタ映えスポットを巡り、何枚も記念撮影をしていたのだが、その途中ではふいに手のひらを重ね、のあの方から恋人繋ぎをする場面も。えいとの手のひらがバスケ部らしく大きいという話題から、“お決まり”の流れでの胸キュンである。

 だが、積極的にアプローチをするのあは止まらない。帰り際に「キュンキュンすることをしてほしい」とおねだりをすると、えいとは迷わず、“頭ぽんぽん”からそのままハグへのコンボ技につなぐ。まだ出会って数時間。さすがの『今日好き』でも、ここまでのハグは最終日の大一番で仕掛けるか否かといったもの。スタジオからも「そこまでしてくれるんですか!?」「韓国ドラマやん!」と、黄色い歓声が飛び交っていたほか、のあ自身も「ずっとえいとくんしか考えられなかった」と振り返っていた通り、完全にえいとの沼にハマってしまったようだ。

 もしこの場に、かつて『卒業編2023』に参加したりょうか(折田涼夏)がいたならば「手を繋いだ方がリードできるとかみんな言うけど、全然言葉の方がうれしいし、言葉の方が伝わる」と、綺麗に一刀両断されてしまいそうだが、えいとの行動はよく言えば思い切りのよいもの。悪く言えば中途半端な気持ちでのもの。当人たちが幸せなのであれば、それがその場の正義となりはするのだが、はたして我々はどう受け止めればよいのだろうか。

 ひとつだけわかったことがあるとすれば、えいとを放っておくと、とんでもない展開が待ち受けていそうであること。本稿序盤に記した通り、おそらく『チュンムン編』では全員の心が落ち着かないまま、2泊3日を一気に駆け抜けることになるだろう。普段とは少し違った焦燥感が立ち込めるシーズンとなりそうだ。

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