瀬戸弘司、5ヶ月ぶりに動画投稿を再開 黎明期のパイオニアが築き上げた“スタイル”とは

 YouTuberの瀬戸弘司が、2023年5月19日に約5ヶ月ぶりに動画を投稿した。

新年のご挨拶

 瀬戸弘司とは2010年にチャンネルを開設し、167万人の登録者数を誇るベテランYouTuberである。YouTuberといえばHIKAKINやはじめしゃちょーなどが世間で認知されているが、瀬戸弘司はその2人よりも前からYouTube活動を始めているトップクリエイターだ。

 動画では、ガジェット紹介や購入品紹介を中心に活動している。瀬戸弘司は劇団員としても活動していたこともあり、コミカルな動きや、惹きつけるトーク力などが人気の要因になっている。動画制作に加えて、音楽やアニメーションの制作も行っており、マルチな活動をしながら、長年YouTube界の第一線で活躍し続けている。

 そんな瀬戸弘司が約5ヶ月ぶりに動画を投稿し、動画を待ち望んだ視聴者からも歓喜の声が上がっている。YouTuberにとって「動画の投稿頻度」は、戦略的にもかなり重要な要因の1つでもあり、クリエイターによってそのスタイルもさまざまだ。毎日投稿し続けて人気クリエイターになる場合もあれば、1年に数本のみの動画投稿数にもかかわらず、登録者数100万人を突破している事例もある。

 今回は、久しぶりに動画投稿を開始した瀬戸弘司の歴史を振り返り、動画の投稿頻度についての考え方を探っていく。

 瀬戸弘司が動画の投稿を休止したのは、今回が初めてではない。瀬戸弘司の今までの活動を振り返ると、何度か動画の投稿を休止している期間がある。

やっと発売!KORG nanoKEY Studio がやってきた!前編

 2016年4月、「【告知】明日、SONYのマインクラフトイベントに出演します!」という動画を投稿したのち、約1ヶ月動画の投稿が休止。2016年5月に「やっと発売!KORG nanoKEY Studio がやってきた!前編」という動画で投稿を再開した。投稿再開後、休止した理由については特に言及することはなかったが、視聴者からは「久しぶりに見れて嬉しい」「無理しないでほしいです」などといった、喜びと心配のコメントが送られていた。

瀬戸弘司を救いたい

 この休止期間中に、YouTuberであるシバターから「瀬戸弘司を救いたい」という動画が2016年4月に投稿された。これは、のちに人気となる“救いたいシリーズ”の始まりともなる動画になった。

【歌付き】少しだけ動画をお休みします。

 その後も、2022年6月に「【歌付き】少しだけ動画をお休みします。」という動画を投稿し、1週間ほど動画を休止するなど、瀬戸弘司はたびたび動画投稿を休止している。

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