応援購入総額3700万円超え 音質・デザインともにハイスペックなSOUNDPEATSのフラッグシップワイヤレスイヤホン『Opera 05』
ダイナミックかつ繊細なサウンド
それでは、実際に試聴していこう。イヤホンにおいて音を出すパーツのことをドライバーユニットと呼称するが、『Opera 05』には2基のバランスド・アーマチュア(BA型)ドライバーと、12mmのダイナミックドライバーが組み合わさって搭載されている。
こうした複数のドライバーを組み合わせる手法は高級なイヤホン(特に有線に多い)によく見られ、ワイヤレスイヤホンで取り入れられることは珍しい。各ドライバーのチューニングやどう配置するかも重要になってくるため、繊細なデザインが必要なのだ。SOUNDPEATSの本気が伺える。
iPhoneに接続して、いざリスニング。一言でいうなら、非常に「ズシッ」と来るサウンドだ。キックやベースの頭の重厚感がしっかりと感じられ、音楽を表面上ではなく深い部分で味わえる。一方で高域のヌケ感も非常によく、細かな音の再現を得意とするBAドライバーの個性が十分に感じられた。ハイハットの粒の細かさなどはとても艷やかだ。
また、『Opera 05』は高音質コーデックのLDACに対応している。オーディオファンならば「LDACが無いとダメ」という人もいることだろう。試しにLDAC対応のDAPに繋いで再生してみたが、音の情報量が段違いだった。
ANCの消音性についても申し分なし。ANCは音楽だけでなく通話時にも相手の声が聞こえやすくなる便利機能だが、通話時はこれに加えてENC(Environmental Noise Cancellation)も適用される。ANC+ENCにより、通話時のクリア性も兼ね揃えている。
アプリからはEQの設定が可能。「アダプティブイコライザー」は、ユーザーの聴力に合わせて特定の周波数帯をカスタムしてくれるというものだ。「EQをカスタムしたいけれど、どうすれば好みの音になるかわからない」という人は、一度試してみるといい。
バッテリーはイヤホン単体で最大9時間、ケース充電込みで最大33時間のロングスタミナを実現している。10分の充電で1時間のリスニングが可能なため、出かける直前に「充電し忘れた!」という状況でも、電車の移動時間程度ならまかなえる。
イヤホン一筋13年。ブランドの技術を結集した力作
個人的に「イヤホンのサイズが大きいから長時間の着用は疲れるかも」と思っていたのだが、試しに1時間ほど連続でリスニングしてみたが全く問題はなかった。また、着用時にはゴールドのパーツのおかげでアクセサリー的な装いも楽しめた。フォーマルな服にもハマるデザインだろう。
『Opera 05』は、2023年5月23日までMakuakeにてキャンペーンを実施中。一般販売予定価格は1万3999円だが、Makuakeでは最大35%オフで購入ができる。気になった人は、早めにチェックしてみてほしい。
Makuake購入リンク:https://www.makuake.com/project/SOUNDPEATS_opera/