「韓国人男子高校生」に“沼る”女性が増えているワケ 積極的すぎるアプローチがちょうどいい?

「韓国人男子高校生」に沼るワケ

 韓国の芸能界で活躍することを夢みる日韓の高校生11人が、“10代最後の恋”を叶える恋愛番組『ロマンスは、デビュー前に。』(ABEMA)が、10代~30代の女性を中心に“沼る”と話題を集めている。そこで本稿では、同番組が日本人女性の心に刺さっている理由を、じっくり分析していきたい。

韓国人男子高校生は、お姫様扱いをしてくれる

 男子メンバーが、女子メンバーをとことんお姫様扱いしているところに“沼”っている人も多いのではないだろうか。女子がちょっとでも重い荷物を持っていたら、「重いよね。運んであげる」と変わってあげるのは当然のこと。そのほかにも、手に水滴がついていただけで、サッとティッシュを渡してあげたり。常に、女子メンバーのことを見ているのが伝わってくる。

 それも、あくまで“さり気なく”なのがいい。彼らは、まるで王子様のように困っている女子のもとにスッと現れ、パパッと手を差し伸べてくれる。そこでドギマギされると、やってもらっている側も小っ恥ずかしくなってしまうが、韓国人男子高校生は本当にスマートにレディファーストをしてくれるのだ。

 そのお姫様扱いは、もちろんデート中も継続。とくに、モモカに想いを寄せるスンウォンの気遣いには、胸キュンが止まらなかった。

 一緒に料理を作っている時も、「コショウは大丈夫?」「苺ジャムは好き?」とモモカの好みをちくいち確認して、ジュースを選ぶにしてもモモカが優先。しかも、モモカがパンの中身を落としまくってしまっても、笑いながら拾ってあげて、「謝らなくていいよ」とまで言ってあげる。自分が10代の時に、ここまで広い心を持って他人に接することができただろうか……なんて思い、感動してしまった。

 また、韓国人男性と日本人女性の恋模様を追いかけた『HEART SIGNAL JAPAN』(ABEMA)の時にも思ったのだが、韓国の男性は食事を食べている時も女性への気遣いを忘れない。日本では、サラダや飲み物などを女性が取り分けることが美しいとされているが、韓国では男性が進んで動く。『ロマンスは、デビュー前に。』でも、ジュンレがイェウォンのお肉を切り分けてあげる場面が。こういった細やかな気遣いが、“沼”にハマるポイントのひとつなのかもしれない。

「どっちがいい?」と聞かれた時の即答

 女性から、「ピンクの服と水色の服どっちがいい?」と聞かれた時に、「どっちでも似合うよ」と答えるのが正解だと思っている男性は多いと思う。たしかに、聞いている時点でだいたいの答えが決まっている時もあるが、こういう場合は「ピンクの方が似合う」などと答えてくれるとありがたい(結局、ちがう方を選んでしまうこともあるけれど……)。

 だから、韓国の男子高校生が女性のファッションに対して、どんどん意見を言っていく姿を見て驚かされた。第1話でネイルカラーを決める時や、チマチョゴリのデザイン決める時など、彼らは「紫が可愛い!」など即答してくれる。ここでじっくり悩まれると、「もうひとつの方がいいのかな?」などと不安になってしまうが、ここまで潔く推してくれると、女性からしても決断しやすいだろうなと感じた。

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