田村亮の「日産ブルーバード510sss」20年を経てついに復活　再び動き出した愛車に感動の声

　約25年前に買った「日産ブルーバード510sss」は動くのか――。ロンドンブーツ1号2号の田村亮が自身のYouTubeチャンネル「田村亮のYouTube」で展開している愛車復活プロジェクトがこのほど、大きな前進を見せた。

　国産の旧車をこよなく愛する亮は、自身のYouTubeチャンネルで、若い頃に金銭的事情で買うことが叶わなかった憧れのクラシックカーを数か月スパンで乗り換えていくシリーズ企画を行っていた。最初に買った「トヨタ スターレットターボS（型式：EP71）」を手放し、次に入手したのは「スズキ カルタス 1300GT-i」。旧車から旧車へと渡り歩く、趣味心溢れるカーライフは順調そのものに見えたが、しかし、旧車にトラブルはつきものだ。次から次へと「カルタス」に故障が発覚したため、修理に出すことに。「カルタス」入院中に何かできることはないか……。そこで思い立ったのが、「日産ブルーバード510sss」の復活プロジェクトだった。

　プロジェクトの第一弾にあたる、2022年8月27日に公開された動画で語られた内容によると、亮はおよそ25年前に「日産ブルーバード510sss」を購入したものの、結婚と我が子の誕生を機に、大阪の車屋に同車を管理してもらっていたという。長らく放置していたものの、子どもが成長した今、復活させることを決断したそうだ。

　9月3日に公開した動画では、外観をどうしていくか考えるべく、板金塗装屋へと足を運んでいたが、やはり、最大の懸念点の一つはエンジンだ。

　しかし10月22日公開の動画では、ついにエンジンが動き出す。「日産ブルーバード510sss」の様子を見るべく、久しぶりに訪れた大阪の車屋で、軽快に駆動するエンジンを目の当たりにし、亮は「しっかり回るな。普通に走れるな」と声を弾ませた。そこでためしに、私有地内でテスト走行してみることになった。18～19年ぶりに運転席に乗り込むと亮は「うわ！　懐かしい！」と笑みをこぼす。とはいえ、久しぶりのブルーバード。亮はおっかなびっくりに、私有地内の直線数十メートルあまりを運転し、Uターンの際には「あー、怖えー！」と漏らしていた。こうしてどうにか無事に走り終えた亮。やや苦戦したものの、「めちゃくちゃ気持ち良かった」と、およそ20年ぶりとなる愛車の運転を満喫したようだった。

　このように着々と進む「日産ブルーバード510sss」の復活プロジェクト。亮が思い出深いこの名車で公道を走る日もそう遠くないだろう。