ロンブー亮、憧れの「スタタボ」ついに納車 愛車「ボルボ V60クロスカントリー」との別れも
国産の旧車をこよなく愛するロンドンブーツ1号2号・田村亮が、憧れの名車「トヨタ スターレットターボS(型式:EP71)」が納車される一部始終を、自身の公式YouTubeチャンネル「田村亮のYouTube」に公開した。
「若いときに乗りたくても乗れなかった車を所有したい」という願望を叶えるべく、「田村亮のYouTube」にて、青春時代に憧れた名車を求めて旧車専門店を巡っていた亮。「トヨタ MR2スーパーチャージャー」「ホンダ シビック」「三菱 ランサーEXターボ」など十数台ある「欲しい車リスト」の中でもっとも優先順位の高い絶版車が「スターレットターボEP71」(以下、「スタ・タボ」)だった。1986年に発売された「スタ・タボ」は、「韋駄天ターボ」「ドッカンターボ」の異名をとる国産スポーツカー。若かりしころにその驚くべき加速を知った亮は、当時体感した衝撃が忘れられず、同車を探し求めて東奔西走。10月23日公開の動画でついに対面を果たすと、そのまま購入を即決した。
この度11月6日に公開された動画では、待ちに待った「スタ・タボ」の納車日を迎えた。この日、亮は居ても立っても居られず、旧車専門店代表が品川区にある陸運局で「スタ・タボ」の登録を済ませるのを待ち構えるべく、わざわざ近くまで足を運んでいた。よほど、同車が自分のものになるのを待ちきれないようだ。
とはいえ、寂しさもある。亮は資金面や駐車場スペースの確保が難しいなどの理由から、「スタ・タボ」と引き換えに、愛車「ボルボ V60クロスカントリー」を売却する決意を固めている。亮は「スターレット来るのめっちゃ楽しみなんですけど、ここに来てボルボとお別れが寂しくなってきました」と漏らし「5年間乗ったボルボ。自分で手洗いもしました。お別れの儀式をしたつもりなんですけど。今日家を出ていく時はこれ(ボルボ)で出て行って、帰りはスターレットっていう……うれしくもあり、ちょっと寂しい感じもします」と複雑な胸中を覗かせた。
しかし感傷的になっていたのもつかの間、「スタ・タボ」が積載車に搭載されてやってくると、亮は「来た!来た!来た!」と叫び、「やった!うれしい!俺の車だ!」「品川の区民に報告したい。『スターレットがやってきました』って!」と大はしゃぎ。「もう僕の車ですよね!?」と確認して運転席に乗り込みエンジンをかけると、「試乗で運転したときと気持ちが違いますよ」と声を弾ませた。
こうして憧れの車を手に入れた亮だが、彼が若いころに憧れたビンテージカーはまだまだたくさんあり、それらを「短期間で乗り換えていきたい」とも語っている。そのため「田村亮のYouTube」の動画では今後、「スタ・タボ」との時間を満喫しつつも、次なる絶版車へ乗り換えたい欲求がちらつく、亮の葛藤を楽しむことができそうだ。