成立した韓国男子×日本女子カップルは? 共同生活で9人が見せた成長『HEART SIGNAL JAPAN』最終話

『HEART SIGNAL JAPAN』最終話

 そして、3組目はヒョンゴンとマオ。筆者のなかで、いちばん読めなかったのが、マオの恋の行方だった。これまで、ずっとヒョンゴン一筋だったにも関わらず、最終告白直前にしてミンソプにラブラインを送信。「え、なんでこのタイミングで?」と小悪魔女子・マオに翻弄された視聴者も、多かったのではないだろうか。

 ミンソプにラブラインを送った理由は、“あなたにも気持ちが揺れていたよ”と伝えるための優しさだったのか。それとも、ヒョンゴンとの恋を優位に進めるため? それとも……とベールに包まれたままであるが、今シーズンでいちばんエンターテインメントを繰り広げてくれたのは、彼女だった。

 並んでいるだけで絵になるヒョンゴンとマオ。ヒョンゴンは、最初はちょっぴり気取ったところがあるのかな? と思っていたけれど、知れば知るほどに可愛さが見えてきた。そして、彼が子どものように拗ねた顔を見せるのは、マオの前だけ。「最初から、最後までずっとマオだよ」という告白のとおり、ずっと一途にマオだけを見てきたヒョンゴンの恋が、報われてよかった。

 また、裏の主人公でもあったミンソプ。マオの近くをわざと避けて通っていたくらいのシャイボーイが、最終的にはまっすぐに目を見て想いを伝えられるようになった。たった9日間で、こんなにも人が変わることがでいるなんて。彼の成長を通して、「恋ってすごいな」と思うことができた。

 ミンソプは、「僕の性格を変えるほど、好きという感情が芽生えました」と言っていたが、今の彼なら絶対に楽しい恋愛ができるはず。今回は、悔しくも振られてしまう形になったが、相手を想って自分を変えられるほどの深い愛を持ったミンソプが、また素敵な人に出会えますように。

 最後まで、全力投球で恋をしていた9人に、心からの拍手を送りたい。

【場面写真】『HEART SIGNAL JAPAN』最終話

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