サムスン×インテル「スライド式PC」を発表? ついに“折りたたみ”から転向か
折りたたみ式のスマートフォンを販売しているサムスンだが、ディスプレイのあり方のバリエーションを試すのがお好きなようだ。
サムスンディスプレイとインテルが新たなPCの開発に取り組んでいる。今度のPCはディスプレイが「スライド式」になるそうだ。9月27日に開催されたインテルのキーノートでは、サムスンディスプレイのCEOのJS・チョイがステージに登場し、PCのプロトタイプを披露した。プロトタイプはフレキシブルディスプレイとスライド機構により、画面の縁を横に引っ張ると、13インチのディスプレイを17インチに変えられる。プロトタイプにはキーボードは見当たらず、一見するとタブレットのようだ。
インテルは何年も前から新しいPCフォームファクターの実験をしていた。マイクロソフトがWindows 10Xを折りたたみ式で制作する計画を取りやめる前は、デュアルスクリーンと折りたたみ式の両方に向けた準備をしていたそうだ。
画面がスライド式になっても、使いこなせないと意味がない。この種の新しい様式には、それらを輝かせるソフトウェアとアプリが必要だ。インテルがどのようにスライド式PCを実現するのかはまだ明らかではないが、プロトタイプでは新しいUnisonのデモをいち早く公開した。インテル搭載のコンピュータとiPhoneなどのスマートフォンを接続することを目的としたアプリケーションだ。
スライド式PC自体は、今のところコンセプトに過ぎない。商品化されて、いつ発売されるかについてはまだ何も発表されていない。
(画像=YouTubeより)
〈Source〉
https://www.theverge.com/2022/9/27/23375102/intel-samsung-display-slidable-pc-concept
https://www.cnet.com/tech/computing/intel-samsung-debut-slidable-pc-with-extendable-screen/
https://www.youtube.com/watch?v=V3wE1wMIBXs
“折りたたみiPhone”、熱や光で傷が修復できるように? 新たに取得された特許とは
米国特許商標庁は9月13日、Appleの「折りたたみ式iDevice」に関する特許取得について公開した。 デバイスの2つのデ…