韓国男性が日本女性をふり向かせた“ある言葉”とは……三角関係で起こったまさかの逆転劇『HEART SIGNAL JAPAN』8話

『HEART SIGNAL JAPAN』8話

「ちょっと、急展開すぎません!?」とスタジオ陣から驚きの声が上がった第8話。まさか、ヒョンゴン一筋だったマオが、ミンソプにラブラインを送るなんて……。最終告白を目前に、彼女の心が動いた理由をじっくりひも解いていきたい。

 正直、ヒョンゴン&マオは、成立確定だと思っていた人も多いのではないだろうか。もちろん、筆者もそのひとりである。シグナルハウスに届いたメッセージを見つけたマオが、ヒョンゴンだけにコソッと伝えていたシーンからみても、この2人は、何気ない仕草から“彼氏彼女感”があふれていた。それなのに、どうして急に心変わりをしたのか。

 ミンソプの熱を盛り上げるために、わざとほかの男性にシグナルを出していた可能性も考えられるが、最終日前夜まで泳がせ続けておくのは、さすがにリスキーすぎる。と考えると、やはり彼の“言葉”が刺さったのだろうか。

 最終デートの時、ミンソプはしきりに“未来”について語っていた。「もし、付き合ったら……」と自分と付き合う特典をアピールするのもうまかったし、「綺麗な場所にいっぱい連れて行ってあげたいな。いっぱい知ってるんだよ」と微笑む姿も最高にキュート。“健気”という言葉が、最高にしっくり来るというか。彼と付き合ったら、絶対に大切にしてくれるんだろうな、と感じることができたのだと思う。

 また、ミサトの時にも思ったが、やはりデートの順番はとても重要かもしれない。ミンソプは、ヒョンゴンに先を越されたけれど、あとにデートをしたことで、思い出を上書きできた。いや、それにしても、まさかこんなどんでん返しが起きるなんて。ヒョンゴンもミンソプも、マオのことを真摯に想っていただけに、どんな結末になっても胸が苦しい。

 この三角関係以外にも、誰かの恋が実れば、誰かが傷つく設計になっているところばかり。唯一の希望は、ドウンとミサトだろう。ドウンは、ナナセに心を奪われているようだが、彼女はジヌしか見えていない。察しがよさそうなドウンは、それに気づいているのではないだろうか。

 傷心モードな時に、ミサトのように「(ドウンが)初日からいたらよかったのに」「今日のデートが、いちばん幸せ」とまっすぐに愛を伝えてくれる女の子がいたら、クラッとくる可能性も考えられる。好きな人の前になると、つい口下手になってしまうミサトが、一生懸命に伝えた愛。彼女の“本気”が、ドウンの心に刺さったことを願うばかり。

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