ジェットエンジン付きの自転車で砂漠を走行 海外YouTuberの危険でユニークな企画に迫る
海外YouTuberの「Louis Weisz」(チャンネル登録者数 68.9万人)が、ジェットエンジン付きの自転車に乗り、砂漠で160キロメートルの走行を試みる動画を投稿した。該当の動画は、2022年8月30日公開の「Jet Powered Bike vs 100 Miles of Desert!」だ。
砂漠を160キロメートル駆け抜けるために、マウンテンバイクを用意し、車体後方にジェットエンジンを取り付ける。また、ジェットエンジンで長距離を走るには相応の燃料が必要になるので、自転車に改造を施し、後輪の両端に燃料タンクを取り付ける。製作の途中でトラブルに見舞われるも、無事ジェットエンジン付きの自転車が完成。
舞台の場所となる砂漠は、死の谷と呼ばれる「デスバレー」。デスバレーは、アメリカのカリフォルニア州とネバダ州の境界に位置する砂漠地帯で、夏場には50℃を超えるほどの灼熱に見舞われる、過酷な土地だ。実は、デスバレーをジェットエンジン付きの自転車で走ることはルール上グレーなのだそうで、そのような心配も抱えながら、過酷な砂漠の走行を試みる。最初は問題なく、ジェットエンジン付きの自転車で走行できた。砂漠の不安定な道もしっかり走行できており、ジェットエンジン付きの自転車の作りの強固さがうかがえる。
また驚くべきは、そのスピードだ。動画内では車道を走っているシーンもあるが、漕がなくても車とほぼ同等のスピードを出しており、ジェットエンジンの性能の素晴らしさを私たちに見せてくれる。豪快なジェットエンジンの音を出しながら、猛スピードで走る様子は、見ていてヒヤヒヤするもののかっこいいと感じてしまう。途中でいくつかのトラブルに見舞われつつも、ジェットエンジン付きの自転車で順調に砂漠を走行していた。しかし、途中約128キロメートル地点でエンジンに不具合が発生。ガスタービンが故障してしまったので、挑戦は途中で断念する結果となった。
ちなみに、本動画の途中には、デスバレーでヘリコプターの風圧で加速しながら、ジェットエンジン付きの自転車でどれほどのスピードが出せるのかの実験企画も行っている。この実験ではなんと、最高時速70マイル(約112キロメートル)という、驚異的なスピードを叩きだした。かなり危険な実験企画ではあるものの、視聴者としても驚きの多い、おもしろい内容となっている。国内では実施しにくい規格外の動画の内容が気になる方は、この機会にぜひ「Louis Weisz」の動画を視聴してほしい。