海外YouTuberが、世界の超薄型ガジェットを収集 最も薄いものはいったい何cm?

 近年、テレビやパソコンなどさまざまなものがスリム化しており、中にはこれまでの常識をくつがえすほど超薄型なものも存在する。そんな「驚くほど薄いもの」をピックアップした動画が、イギリスのYouTuberのチャンネル「Mrwhosetheboss」(チャンネル登録者数1,160万人)に投稿された。

I bought the THINNEST Tech in the world.

 該当の動画は「I bought the THINNEST Tech in the world.」で、2022年3月25日に公開されて以来、実に1,200万回以上再生されている。

 チャンネル運営者の「Arun Maini」は、10,000ドルを予算にさまざまな薄型製品をテンポ良くオーダーしていく。カメラやタブレットなど、スリム化されていそうなものをキーワードとして検索し、気になるものがあれば即購入する様子は爽快だ。

 また、パソコン周辺機器をすべて薄型製品で揃える考えがあるようで、マウスやマウスパッド、スクリーンなどもチェック。途中で超薄型スーツケースや財布などのユニークなものもオーダーしていたが、いったいどのような製品が届くのだろうか。

 注目の開封シーンは、動画の3分17秒ごろから開始。彼の前にはさまざまな製品が梱包された状態で届いているが、パッケージを見るだけでも、かなり薄型のものばかりであることがわかる。

 開封は分厚いもの→薄いものの順に行われる。最初に登場したものは、厚さ5cmのスーツケースだ。「もはや何も入れられないのでは……?」と思ってしまうほどスリムな見た目だが、こちらは折り畳み式のスーツケースで、ボディを広げることで大容量キャリーとして使用可能なよう。

 さらに動画を進めると、1.2cmのデジタルカメラが登場。まるで折り紙で作られたかのような見た目の超薄型カメラだが、撮影モードの切替ができる本格的なプロダクトだ。SDカードもきちんと挿入可能で、レトロでムーディな雰囲気の写真を残せる。

 厚さ1cmを切ったところから、さらにユニークな製品が続々と登場する。中でも注目してもらいたいものが、厚さ0.8cmのキーボードだ。

 「GLASS KEYBOARD」と呼ばれるその製品には、通常のキーボードに見られるようなキーがない。ガラスでできたシートにフォントが印刷されているだけのように見えるが、ちゃんとキーボードとして使用可能だ。動画の投稿主はあまり気に入らなかった様子であるが、これまでの常識をくつがえすその見た目は大変興味深い。

 「GLASS KEYBOARD」の紹介が終わった時点で、動画はまだ1/3ほど残っている。「果たしてガラスシートのようなキーボードよりも薄いものがあるのか?」と疑問に感じてしまうが、それ以降も超薄型の充電器や、紙よりも薄いのではないかと思われるスクリーンなどが続々と紹介される。

 そして動画の終盤には、「空気を持っているようだ」と動画投稿主に評されたあるものが登場。その驚きの厚さや見た目を、ぜひ動画で確認していただきたい。

 今回、さまざまな薄型製品に終始驚かされっぱなしであったが、テクノロジーの進化とともに、さらなる超薄型製品が登場する日もそう遠くはないだろう。「Mrwhosetheboss」では常識にとらわれないユニークな製品が多数紹介されているので、ぜひこちらのチャンネルでテクノロジーの進化を追っていただきたい。

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